最強マフィアが一般人に恋をした！？

ガラガラ

なんでみことちゃんがここに、？ あ、そうだ俺、気絶して、

なんで俺のためにそんな顔するの、？ もうちょっとでこの世界ともバイバイか、 ちょっと寂しいな。でももう最後だし、

俺は昔から周りとあまり馴染めてなかった。

俺の親は厳しく いわゆる毒親だった。

俺は学校でもいじめられていて、これがみんなの言う普通だと思い込んでいた

どんどん俺の居場所が失われていく。 家も、学校も、友達も、誰も居なかった。

でも唯一、俺と話してくれた子がいた。

さきちゃんは運動もできて、可愛くて、明るくて、元気で、嫌なところが 一つもなかった

でも、ある日

俺に向けられたさきちゃんの見たことないような目。 全ては俺のせいだ、俺が生きてるのが悪いんだ、

そう思うようになってから俺は俺がどんどん嫌いになっていった。

そう思った先にあったのは

自殺。

そう言いながら落ちる。

恐怖？絶望？俺にとって自殺は『希望』だった。

この時の俺はもう全部どうでもよかった。 なにをされても。俺の世界は全てが真っ黒に見えていた。

だだっ広い地下。 わけのわからない機械だけが俺を見ていた。

そこからは自分との戦いだった。

銃、刃物、どれだけ武器を扱ったか。

そうして俺はどんどん強くなっていった。

そうしていくうちに月日もながれボスにこう言われた。

３日。 ３日で敵組織を滅ぼす。みことちゃんから聞くにそいつらは 殺しても良いような人間。

俺が全部、壊すから。

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