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エミリ

うぅっ…

目の前の少年に見覚えがあった…。

でも彼は、どこか昨日までの彼とは違っていた。

幻覚だろうか…。

ヒナタ

エミリ………。

エミリ

ぇ…あ、

ヒナタ

わかる?俺のこと。

ヒナタ

ヒナタだよ。

エミリ

ひ、ぁ、た、

ヒナタ

そう…!

ヒナタ

よかったっ…

ギュッ

エミリ

ぇ…ぁ、うぅっ、

ヒナタ

ごめん…何度も抱きしめて。

ヒナタ

でも嬉しいんだ。

ヒナタ

よかったぁ…っ…よかったっ…

ヒナタ

おかえり……

エミリ

どぅ…いぅ、こと。

ヒナタ

え…?

あ、声が出た。

言いたいことを言おう。

まずは…そうだ。

エミリ

あなたは…

エミリ

だれ。で…すか…

ヒナタ

え…

ヒナタ

だからヒナタだって…

エミリ

ヒナ…タ、は

エミリ

もっと、小さい…よ。

ヒナタ

だからっ、

ヒナタ

俺がそのヒナタだよ!

エミリ

違う…だって、

ヒナタ

エミリは3年間の間眠ってたんだよ!!!!

エミリ

エミリ

え…

3年間眠っていた……?

エミリ

どういう…こと。

ヒナタ

3年前、急に君は脳死状態に落ちいった。

エミリ

3年前…………?

ヒナタ

そう、君が目覚めたのは今の医療技術で君の病気が治せたから。

ヒナタ

君はもう治ったんだよ…

ヒナタ

病気なんてもうない。

エミリ

そんな…

ヒナタ

エミリの体は3年前のまま…

ヒナタ

でも俺の体は3年間でこんなに成長した…

ヒナタ

今なら君と…

ヒナタ

もっと近づける。

ヒナタ

一緒にいられるね…エミリ。

彼の顔がハッキリ見えたとき…

ようやく全てを理解した。

彼は大きくなってしまったのだ…

そして私に追いついた。

私の時の流れは止まり

彼の時の流れは進んだ。

私からしたら3年前は昨日のこと。

でも彼はちがった…。

追いついたなんて…

困るよ…

だって……

ずっと好きだったから…。

次回予告

エミリ

ヒナタおはよっ

ヒナタ

おはよう。エミリ。

大好きな君が追いついてきてくれた

もっと近くにいれる…

ずっと一緒にいたい…。

だけど…

クラスメイト

ヒナタくん××さんと付き合ってたんだよ…?

エミリ

え…

それは片思いだった。

♡200で続く!

3年後また君に恋をする

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