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棗side

(あいつ…得体が知れねぇ…何者なんだ?)

(それに…妙に大人びてる雰囲気…言動。どう考えても普通の小学生じゃねぇだろ…)

(口出しするなって言われても…)

気になんだよ…

クッソ…らしくねぇ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(火は一応消えたけど…心配だから来ちゃった…)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

あっ…、いた…。

ベア

《キョロキョロ》

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(めっちゃキョロキョロしてる…火消した人探してるのかな…?)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

こんにちは。初めまして!火事大丈夫だった?一応…消したの私なんだけど…。

ベア

!!…ジッ

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(めっちゃ見てくる…顔になんかついてる?)

(可愛いから見とれてるだけ…)

トコトコトコ

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(近寄ってきた…私も蜜柑みたいにぶっ飛ばされ…ん?)

ベア

《クイクイ(スカートの裾を掴む)》

ベア

ジッ…(お礼がしたい…。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

!!(ベアの言いたい事がわかる…なんで?)

ベア

《ポン》

神崎 彩綾(かんざき さあや)

リンゴだ!私好きなんだ!ありがとうベア!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

いいこだね!!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

《ギュー》

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(可愛い〜〜!!)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(なんか…安心する…)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

ねぇ、ベア…私これからどうすればいいのかな?…

ベア

…?

神崎 彩綾(かんざき さあや)

皆を…家族を守るって…
初校長に負けないって、
そう決めたんだけど…
私にできるか分かんないし…
どうやってやるのかも分からない…
守るなんて……そんなこと…

神崎 彩綾(かんざき さあや)

………な〜んてね!こんな事言ってもベアは困るよね?

神崎 彩綾(かんざき さあや)

ごめんね。私、もう行くね?じゃ、またね!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(きっと私は誰かに話たかったんだ…私にとってあまりにも大きいものを抱えている事はしってる…。自分が押し潰されそうなのも…)

(……。)

鳴海先生

彩綾ちゃ〜ん!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

んげ!ナル!

鳴海先生

初日から授業を受けてないってどうゆう事かなぁ〜?(ニコッ

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(ひ、ひぃ〜ナル怖い!)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

わ、分かってる!で、出る、出るから!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

はぁ〜(ん?あれは、ルカ?めっちゃこっちみてる…)ジッ…

ルカ

ハッ…プイッ

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(目そらされた…)

ルカ

チラッ

ルカ

<あ、あのさ…棗どこにいるか知らない?>

<>これは小声で喋ってると思ってください

神崎 彩綾(かんざき さあや)

<…なんで私に聞くの?>

ルカ

<…お、お前が出ていった後…追いかけるように出ていったから…。>

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(やだ…ルカ可愛い。お前なんて言ってるけど顔めっちゃ赤い!)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

<会ったよ?北の森で。でも、すぐ分かれたから今はどこにいるか分かんないなぁ>

ルカ

<そっか…>

あれから1週間…

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(潜在系のアリスはほとんど使えるようになった…特力系体質系のアリスは使える分は使えるようになった…)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

技術系のアリスはまだ使えないけど…

夜…

ペルソナ

彩綾…任務だ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…了解。

車に乗る…

ペルソナ

約15分くらいでつく…。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

分かった…

バタンッ

神崎 彩綾(かんざき さあや)

日向くん…。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

なんか…ごめんね?…
(仮面つけてるから分かんないけど…雰囲気的に怒ってるよね?)

・・・。

ペルソナ

初校長から預かってきた。これを追加でつけておけ。

ペルソナ

彩綾…。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…なに?

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(どんだけ付けさせるのよ…それにこれ…首輪…しかも、金属製で銀の鉄に金の鈴…まるで…お前は私の飼い猫だととでも言ってるみたいだ。)ブルッ

ペルソナ

(フッ)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

!(今ペルソナの口角が上がったように見えたのは……気のせいだと思いたい…。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…付ければいいんでしょ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(重いなこれ…。)

ペルソナ

その制御アイテムは力を半分まで抑えるそうだ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(半分って任務なのにヤバくない?…あぁ、そっか…)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…大体分かった…。死にたくないなら制御アイテムの力を超えてみろってことね?

ペルソナ

フッ)その通りだ…そろそろ出発するぞ。

約15分後…

ペルソナ

着いたぞ…今日の任務はここだ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

わぁお…(廃墟ビルに見えるけど…いやいやこれは廃墟だ。)

ペルソナ

…ここに最近出来た反アリス学園の組織がいるはずだ。
ここのボスが持っているであろうアリス学園の『情報』を盗ってくるのが今回の任務だ。

任務達成の為なら、どのように敵を突破しても構わない。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…(それって、殺していいって事だよね?)

ペルソナ

…棗。彩綾は今日が初任務だ。色々と教えてやれ。

…神崎。さっさと終わらせるぞ…。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

え、ちょっと待って!あ、生きて帰って来れるか分かんないけど…行ってくる。

タッタッタッ…

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(ん?そう言えば棗がちゃんと私の名前を呼んだの初めてだよね。蜜柑みたいに水玉とかブスとかバカとかじゃなくて…神崎って。)

1階の廊下

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(ここ薄暗いし寒いし、人気ないし、一言で言うと…怖い。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(てか、チャリンチャリンうるさい。この首輪。ていうか…本気で怖い)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…ぁ…あのさ、暗いのが、ちょっと…その、怖くて…そのぉ、火とか出せたり…しないよね…?

…敵に見つかるから日向は出せねぇ。…まぁ、その前にお前の鈴がうるせぇけどな。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

ゔっ…これは私の意思で付けたんじゃないったば。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(…?ちょっと、気持ちが楽になったかも。)

…行くぞ。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

あっ…待って!

コツコツコツコツ…

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…日向くん。前方から人の気配がする。

…敵だ。…お前は俺の後ろに隠れてろ。

敵1

侵入者発見!アリス学園の生徒だ!

敵2

1人は黒猫だ!気をつけろ!!

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(前から20人ぐらい走ってくる。全員男だ。)

《ボンッ…ブワッ》

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(流石ね。凄い威力の炎…。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(なるほど…これで敵を近ずけさせないってことね…。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

…あのさ日向くん。ペルソナは、ああ言ってたけどホントに殺さないよね?

…そんな事言ってたら、死ぬぞ…お前…。

神崎 彩綾(かんざき さあや)

え?…どうゆうk

敵1

《バンッ》

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(!?銃声。)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

《ザザザッ…キンっ》)

神崎 彩綾(かんざき さあや)

(よし。凍らせた…。)

敵2

!!もう1人は氷のアリスか!?

神崎 彩綾(かんざき さあや)

【私は棗の右に出て、男達の影を操って動きを止める】

お前…!後ろにいろって言っただr

神崎 彩綾(かんざき さあや)

日向くん、どこに学園の情報があるの?

…はぁ?知るわけねぇだろ。俺に聞くな。
…ただ、この建物は5階建てだ。最上階にボスがいるはずだ…。そこにあるだろ。
…だから、こいつらを片付けなきゃ行けねぇんだよ。
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