＿叶わぬ恋だと

合宿所

ﾋﾟﾛﾝｯ

他女子)えっ？！みっちー？！

他女子)羨ましい〜！

他女子)私達もこっそり ついて行こっかな

他女子)もっとあんな恋がしたくて こんなはずじゃなくて

まぁ、こんな感じの楽しい合宿

この2泊3日は あっという間に終わった

そして当日

いつもより可愛く、オシャレに

昨日までずっと 連絡を取り合っていた私達

私は勝手にデートだと思っている

肩を叩かれた

振り向くとそこには、あの彼が

気づいたら私は 道枝くんの腕の中にいた

前までこんなことになるとは 思ってなかった

大好きな彼が私の目の前にいるなんて

この歩いた時間

私達は、より絆が深まった

道枝くんは自分のことを、俺 私は道枝くんのことを、みっちー

そう呼ぶようになっていた

あぁ、もう終わりの時間が近い

現在の時刻は19時

ご飯を食べて

気づけば21時

もう会えなくなるのではないか

また彼は遠い存在に なってしまうのではないか

そう思うと、自然と涙が溢れてきた

そう言いながら 私の背中を撫でてくれる彼

なんでこんな私に、、優しく、？

でも、離れたくない、

せっかく出会えたのに、

このままじゃ、、ヤダ

駿佑と目が合う

(ﾁｭｯ

私達はこの日の夜

ずっと抱きしめ合った

夢は口に出せば叶う

この世に叶わない事なんてないと思う

誰しも努力をすれば叶うこともある