TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺らのホワイトデーは３日がかり

一覧ページ

「俺らのホワイトデーは３日がかり」のメインビジュアル

俺らのホワイトデーは３日がかり

第1話 - 首ったけホワイトデー(ホワイトデー当日)

510

2022年03月12日

#BL

#年下攻め

#ホワイトデー

ゆるな

シェアする

この作品はいかがでしたか？

510

ゆるな

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

☆　お願い　☆ 通報、転載、パクリどうかしないでください… ここだけで楽しんでネ！ ╰(*´︶`*)╯

■首ったけホワイトデー■ 　(ホワイトデー当日)

エル(平社員)✕うさぎ (青年社長)

Ｌ「うーくん！今日ホワイトデーやで！」兎「えっ？わ、これ、わー有難う！」

嬉しそうに目ぇきらきらさして、手渡した包みと俺の顔を交互に見るうさぎくん。ええね可愛えね、俺ちょっと調子に乗っちゃうよ。

Ｌ「はいココでぎゅーっと抱きついたらほっぺにちゅって」兎「しないよっ///」全部言う前に却下されました。

Ｌ「恋人のイベントやで、こういう時は素直にハイと言ってみようや」兎「肺」Ｌ「そんで素直に俺の胸に飛び込んでおいで···イテッ」

兎「···目ェ醒めた？」む、胸に可愛えパンチが飛び込んできました··· 兎「嬉しくもらっただけじゃダメなの？」

Ｌ「いやせっかくホワイトデーやし、キュートなオプションをね」兎「ねえ開けていい？つか開けてるけど」 ···俺のささやかな希望んトコはスルーして開け始めたね。

あ、でも包みを破らんよう丁寧に開けるのって感じええよね。

兎「あ！ネクタイ！」ゴールド系にしてみました。兎「わあー、こういう色は持ってなかったから嬉しいな！」

Ｌ「良かった！本当はラブリーなうさぎさん模様にしたかってん」兎「い、いや、ラブリーなうさぎさんで会議は〜」

Ｌ「そう思って会議にふさわしく、努力家で可愛いくて艶っぽくて世界イチ輝く俺のうーくんにぴったりなゴールドに」

兎「それ会議にふさわしい？///　てか俺エルくんのそんな気持ちを噛み締めながら会議すんの？///」

そう言って少し戸惑ったものの。兎「うん、何にせよ嬉しい···さんきゅ、エルくん///」

ちょっと下を向いてはにかんだうさぎくんが可愛いので、俺もサンキュや。

兎「今つけてみていいかな」Ｌ「勿論！つけた姿見せてや」

早速ネクタイを締めているうさぎくん。うん、今着とるデニムのシャツなんてブルーやからゴールド映えるね。

兎「ど、どうかな、」Ｌ「ええやん！なんか社長さんやぁ〜！」兎「社長さんだよ〜w」

Ｌ「仕事が出来てマジメなのに夜は俺にあひあひ鳴かされて快楽に喘ぐフェロモンだだ漏れの社長さんやぁ〜！」兎「やめてー！///」

で、いきなりネクタイ掴んで引き寄せて。

兎「～～〜っ！？」ディープなキスしちゃう。

Ｌ「···ぷは、」兎「······んぷ、は、///」

Ｌ「ごめん、衝動にかられてもたw」兎「いっつもだ、エルくん〜！///」こんなキスくらいで息があがってまうなんてね···ふふ。　

Ｌ「じゃ、外したげるな」兎「え？いいよ自分で外すから」

Ｌ「いやあ外したくなるもんやね」兎「ちょ、ちょっとヤメレっ」

Ｌ「うーくんがネクタイ外す仕草って萌えポイント高いんやけど」真顔で目を見つめて言うとうさぎくんはすぐに顔を赤くする。

Ｌ「俺の手で脱がすのも」兎「脱がすじゃなくて外すだろ···///」

え、だって外したらシャツのボタンまで開けたくなるもん。開けたら後は···ねえ？トータル脱がすで合うとるよ。

兎「とにかく自分で外すから」Ｌ「ちぇー」赤い顔で、慌ててネクタイを外し始めるうさぎくん。

Ｌ「あ、うーくん早いよ少しゆっくりの方が艶っぽいんやで」兎「プレゼントもらっといて何だけど、ぶん殴るよ？」いや組長ちゃんも可愛えわ。

兎「とにかくありがと···」Ｌ「どういたしまして。今度の会議はそれつけてね」兎「あ、うん、///」

照れ隠しにそっけなく返事して、ネクタイを包みに戻すうさぎくん。

Ｌ「んで、今夜もつけてね」兎「え？今夜？家なのにスーツ着るの？」

Ｌ「おん、俺がネクタイ外して脱がして、名付けて社長さんのイケナイ裏の姿プレイや」兎「まだ言うか～！」

にこやかに、至近距離でうさぎくんの顔を真正面から見つめる。

Ｌ「外した後は、手を縛ったり目隠ししちゃったり、ネクタイって色々使えるんやで？」兎「ば、ばかじゃないの？！///」

おお、耳まで赤くなった。そないな反応されたら、オレ絶対やるからね。

Ｌ「とにかくハッピーホワイトデーや、この１年もうさぎくんが可愛くて俺に夢中でありますように」

兎「も～何とでも言ってろよぉ///」赤い顔のままそっぽ向きながら、半ばあきれた口調で言ううさぎくん。でもその後に、すんごく小さな声で。

兎「ちゃんといつも···好きだよ///」

つぶやくのが聞こえた。

そんなこと言うてくれるのってかなり嬉しかったんやけど、もっかい言うて〜！なんてお願いしたらまた照れて拗ねてまうやろからな。

Ｌ「うんうん」とうさぎくんの頭をポンポンするだけにしておく。

Ｌ「せや、あのなぁ···　恋人にネクタイ贈るのは『あなたに首ったけ』て意味なんやで」兎「へ？///」

Ｌ「まさに俺の気持ちにピッタリやぁ」兎「う、うん、///」

あとはもうひとつ、『束縛』言うんよ？

兎「ん？　なに、どしたの？」Ｌ「まさに俺の気持ちにピッタリやぁ」

兎「何で２回言うのw」Ｌ「ん〜、大事なコトやから？w」まあそっちはナイショにしとくけどな！

何はともあれ、可愛え恋人を持って俺もうこの上なくリア充やわ。

今夜は互いの身体で気持ちを伝えて確かめ合うて。伝えきるまでは朝が来ても寝かさへん。

つまり··· ラブラブな恋人のハッピーなホワイトデーは、まだまだ終わらんで？ END