TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

__ストリートのセカイ__

冬弥

彰人、スマナイ
失礼する

冬弥が彰人のシャツのボタンの半分を外す。 すると__

冬弥

何だ…コレは

えっ、何…これ

こはね

な、なんで、こんなに

そう、冬弥達が見たのは彰人の胴体にある、たくさんの傷や痣だった

冬弥

ずっと…隠していたという事か

だから、…みんなで海行こうって言った時、あっさり断ったんだ…

こはね

東雲君……

回想

あ、!いたいた、
冬弥~!彰人~

冬弥

、?
どうしたんだ白石

彰人

何だよ、今ちょっと忙し__

今私とこはねで海に遊びに行こ〜って話してるんだけど、彰人達も来ない?

冬弥

海か、良いな

冬弥

行っていいなら俺も行きたい

やった!

彰人は~?
まぁ、冬弥が行くってなったら流石に__

彰人

行かねぇ。

冬弥

…彰人、?

彰人

……ア、んと、
姉とちょっと色々やらねぇと行けない事があるからよ、

アァ…、絵名さんね

わかった

回想終

…本当にあの時、お姉さんとの用事…だったのかな

冬弥

いや、あの時から、絵名さんは彰人と一緒に居る所を見た事が無い

こはね

じゃあ、この傷を隠すために…

断ったってこと…?

冬弥

そうなのかも知れないな…

こはね

杏ちゃん、青柳桾、取り敢えず東雲君を……

…うん、
そうだね、

彰人

…っ、アレ…っ、オレ…

冬弥

…!!彰人!

彰人

ヱ…なんで、冬弥が此処にいんだよ…

彰人

つか、練習場所は公園て…

冬弥

彰人が中々来なかったからな

そうそう、それに連絡しても返ってこないし

こはね

電話も途中で切れちゃったみたいで…

冬弥

彰人、事情があるのはわかるが、ちゃんと連絡してくれ…

彰人

ア…わり、

彰人

お前らホント…サンキュな…

そう言って彰人は顔を上げ皆の方へ目線を向ける。その時冬弥達は驚いた顔で彰人を見る。

こはね

し、しのの、東雲…君

あき…と、?

冬弥

……彰人……。

彰人


んだよ、皆揃って顔青ざめてよ

冬弥

…いや、…なんでも無い

そう、冬弥達が見たのは顔の傷や痣よりも先にハイライトの無い、緑色の瞳だった。

彰人

そうかよ、(笑)

冬弥

…嗚呼

そして彰人は少し開いているボタンに気付いては急いで隠す。すると

彰人

わり……、オレもう帰るな、

冬弥

…!待てっ、彰__

シャラララーン

彰人の姿はセカイから消えた。

冬弥

…っ、彰人…

ねぇ…さっきの彰人…何か、

怖く…なかった、?

こはね

…うん、何時もと雰囲気が違ったっていうか…

冬弥

……。今日は一旦練習は中止にしよう、

だね、

シャラララーン

__帰道__

じゃあ、私とこはねは此方だから、

こはね

じゃあね、青柳桾

冬弥

嗚呼、また明日。

こはねと杏は手を振りながらも去って行き

冬弥

…彰人、、

その頃の彰人は___

生きたくて、逝きたくて、わけ分かんないなァ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

540

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚