外は驚くほど良い天気なのに、
バイト先の店内は
驚くほど客がいなかった。
玉理(たまり)
玉理(たまり)
ダラダラと店内をモップ掛けする。
───カツンッ
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
そう言って竹内はSDカードを奪った。
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
・
・
竹内はバックにある店のパソコンに
SDカードを差し込んだ。
竹内
竹内
竹内
ニヤニヤと笑いながら竹内は言う。
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内は慣れた手つきで
パソコンを操作し、
SDカードの中に入っているファイルを開いた。
竹内
玉理(たまり)
そこにあったのは、
死体の画像だった。
それも、
一人や二人ではない、
ざっと数えただけで
五人もの死体の画像が
そのファイルには入っていた。
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
そう言いながら
竹内は画像を一枚一枚拡大していく。
死体はどれも滅多刺しで、
大きく開かれた口から
今にも悲鳴が聞こえてきそうだった。
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内はそう言って席を立ち、
トイレに駆け込んだ。
・
・
玉理(たまり)
玉理(たまり)
トイレから戻ってきた竹内に尋ねる。
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
竹内
玉理(たまり)
玉理(たまり)
竹内
少々投げやりに答える。
竹内
竹内
口元に笑みを浮かべ、
パソコンからSDカードを取り出す。
竹内
竹内
玉理(たまり)
竹内はそう言うと
自分のロッカーを開け、
奥の方にSDカードをしまい込んだ。
玉理(たまり)
竹内
竹内
竹内
玉理(たまり)
・
・
・
その翌日から
竹内と連絡が取れなくなった───。
・
・
中津(店長)
店長が悪態を吐いたのは、
連絡が途絶えてから
四日目のことだった。
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
バックに入ろうとした瞬間、
雷鳴が轟き、
バケツをひっくり返したような雨が降り出した。
玉理(たまり)
玉理(たまり)
そう言いかけたところで、
一人の客が店に駆け込んできた。
玉理(たまり)
玉理(たまり)
形ばかりの言葉をかけると、
駆け込んできた黒いパーカーを着た女性客は、
申し訳なさそうに頭を下げた。
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
女性客はあからさまに動揺しており、
大きな瞳が宙を泳ぐ。
御崎(みさき)
玉理(たまり)
二人の間にできた沈黙が破るように、
また、雷鳴が轟いた。
玉理(たまり)
御崎(みさき)
ビクリと反応し、
女性客は初めて顔を上げ、
目を合わせた。
御崎(みさき)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
中津(店長)
中津(店長)
御崎(みさき)
そこにタイミング悪く
ずぶ濡れの店長が戻って来た。
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
中津(店長)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
御崎(みさき)
中津(店長)
店長はそんな物騒なことを言って、
バックに入って行った。
御崎(みさき)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
玉理(たまり)
御崎(みさき)
御崎は傘を受け取ると、
足早に店を出て行った。
・
・
その後、
御崎夏子はアパートの大家を伴って
竹内の部屋を訪れたのだが、
予想に反して
というべきか、
彼の部屋はもぬけの殻だった。
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
そこで竹内が、
「殺人事件の犯人は店長じゃないのか」
と言っていた話しをした。
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
少し店長との距離を取る。
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
中津(店長)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
玉理(たまり)
中津(店長)
中津(店長)
中津(店長)
玉理(たまり)
・
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この日も雨がよく降っていた。
大粒の雨、
遠くから雷鳴も聞こえる。
大きな水溜まりが出来た道を歩く足取りは
重い。
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
彼女は、
足を止めて顔を上げる。
目の前にあるのは、
竹内の職場。
深夜とも言える時間帯、
店の中は真っ暗で
辺りを行き交う人も車もいない。
裏口に回り、
ドアノブを掴む。
”開いているわけがない”
そう思ったのに、
───カチャッ…
ドアはあっさりと開いた。
御崎(みさき)
彼女は少し考えてから、
意を決したように
暗闇の中に飛び込んだ。
・
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御崎(みさき)
彼女はスマホの明かりを頼りに、
ロッカーの奥に仕舞われていた
小さなSDカードを見つけ出し、
ニヤリと笑みを浮かべた。
御崎(みさき)
彼女は急いで持っていた鞄の中から
自前のノートパソコンを取り出し、
SDカードを差し込んだ。
御崎(みさき)
御崎(みさき)
御崎(みさき)
SDカードに入っていたのは、
”みさき なつこ”
と書かれたフォルダが一つ。
御崎(みさき)
不審に思いながらも、
彼女はそのフォルダを開いた───。
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コメント
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久しぶりに読ませていただきました。 面白かったです。