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、、もう、なんなの。
ほっといてよ。
きっと、彼を傷つけちゃうだろうし。
私が誰かを好きになんてなれるわけない。
でも、それは相手のせいじゃなくて、私のせい。
人となんて関わらない方がいい。
きっと
りお
かなこ
、、なんか言われてる。
クラスのみんながクスクス笑っているのがわかる。
聞こえないけどさ。
私は無視して一人でお弁当を食べ始めた。
それでほっといてくれればいいのにさ、
りお
りお
つぼみ
かなこ
かなこ
かなこ
かなこ
かなこがいきなり私のお弁当を床にぶちまけた。
つぼみ
自分の口に入ろうとしてたものが床にバラバラになってるってさ、
結構くるよね。
本音は泣きそう。
私本当は強がってるだけ。
家じゃ毎日泣いてる。
でも、ここで泣いたらあいつらの見せ物。
つぼみ
私はお弁当箱だけ拾ってバッグに入れた。
りお
りお
かなこ
かなこ
クラス中が爆笑してる。
私が下を向いてうつむくと、もうクラスは笑い声の嵐。
つぼみ
つぼみ
つぼみ
つぼみ
自分に言い聞かせないと涙が出ると思い必死に涙をこらえた。
誰も助けようとはしない。
当たり前だよね。
耳の聞こえないいじめられっ子なんて、
助けたってなんの得もない。
正義のヒーローなんて、
一瞬でもみてみたいよ。