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今日もまた目覚めてしまった
いつにも増して体がだるい
体は動かさずに見渡し今の時刻を確認する
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起きたくもないのにこの時間に起きてしまう
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そんなことを考えていた
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嫌な事を思い出した
昨日あったただの他人
あんなヤツ今日…来る…
いや来ないよな
心の隅のどこかに〝来てほしい〟と 願ってしまっている
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何とか無心になろうとする
だが無心なんてできっこない
気分転換でもしようとカーテンを開ける
ちょうど日の出だったようで眩しすぎる光が 部屋を満たした
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目元に手を近付けて太陽から少しでも守る
瞬きを繰り返すとその光にも慣れてやっと 手を離せた
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俺はスマホや遊び道具何も持っていない
勉強もする気になった時のみする
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どんな✘に方でもいいからとにかく暇すぎる生活から逃れたい
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無意識に太陽の方へと目をやる
太陽を見るとすぐにほとけが思い出される
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普通に考えて1日会っただけの奴にこんなになるものなのか?
俺があまり人と触れてこなかったかは心の隅では嬉しいとでも思っていたのかもしれない
そういうことにしておこう
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ドンドンドンッッ!!!
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嫌な予感
とにかく嫌な予感
ほとけ
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ほとけ
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ほとけ
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ほとけ
ほとけ
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ほとけ
if
ほとけ
うるさいなぁ…
うるさいはずなんやけど
なんでやろ
楽しい……んかな、?
もう頭こんがらがってくる…
ほとけ
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ほとけ
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こんな騒がしすぎるやつでも暇っていう感情あるんか
やっぱり人間なんやな
ほとけ
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ほとけ
ほとけ
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ほとけ
if
ほとけ
ほとけ
ほとけ
if
星なんてまともに見た事なかった
窓から車の通る音と光を眺めてただけ
ほとけ
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ほとけ
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ほとけ
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ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
if
コイツ…なんでこんなに毎回毎回連れ戻されてるのだろうか
たまには好きにさせてやってもいいのに
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ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
if
ないこ
if
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
if
こんな感じでくだらない話をずっとしていた
夜…
ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
ほとけ
if
バタンッ……
またあした……か……
会えるといいな……
今ならわかる楽しいんだなって
友達なんだろうなほとけと
俺にとったらほとけが太陽なのかもしれない
ほんとにそれぐらい明るくってうるさいけど面白いし暇つぶしなるし
好きなところなんて山ほど出てくる
これが「友達」なんだろうな
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出ていく前に言っていたあの言葉
行きたい所??他の友達か、??
可能性はあるよな……全然…
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前言っていた言葉が頭に過ぎる
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別にバレても良いし堂々と行くことにした
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声があちこちに響き渡る
たくさんの病室がありこれだけの患者がいるということを目の当たりにする
別に興味は無いけど
if
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思ったよりもの暗さで目を細める
何回か瞬きをしてこの暗さに慣れさせる
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外なんて何年ぶりだろうか
俺はずっと小さい頃から入院していて
ほぼほぼ外に出たことがない
というかそもそも入院している理由が 分からない
俺は何かの病気なのかもしれないが 別に何ともないし
知っても何も変わらないだろうし 諦めている
if
星を見るために来たのに何考えてるんだろうか
上を向こうとした時だった
辺りを見渡した時人影が見えた
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目を凝らしてみると水色の髪の毛が見えた
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行きたい所 とは外の事だったのかもしれない
ゆっくりと近づきほんとにほとけなのかを確認する
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寝っ転がって空を見ている
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しれっと隣に行った
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ほとけ
ほとけ
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ほとけ
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ほとけ
ほとけ
if
ほとけ
ほとけ
ほとけ
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言われた通り横になる
キラキラと輝くものが敷き詰められている
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見とれて自然と声がこぼれる
ほとけ
if
こんな綺麗なもの今まで見てこなかったのがバカみたいだ
ほとけ
ほとけが昼のテンションで喋り出す
ほとけ
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初めて聞く言葉だ
ほとけ
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ほとけ
ほとけ
ほとけ
if
ほとけ
コイツは自分をそのおりひめ…とか言うやつだと思い込んでるのか、??
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ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
if
ほとけ
if
if
ほとけ
ほとけ
if
織姫と彦星…
よく分からん世界やな
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