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サイコー!ブクマ失礼します!
フォロー失礼します!
え、神ですか…///
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
どうもこんにちは~、さとみです!
突然なんだけど、俺、好きな人がいるわけよ。
誰だと思う?
。
。
。
はい、時間切れ~!
答えはね~
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
そう、一年上の先輩、ころんだ。
あ、じゃなくて、ころん先輩、かw
俺はゲーム部に所属している。 一番上手いのは先輩だ。
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
へらっと笑って俺を見送る先輩。 そんな先輩に不覚にもドキッとしてしまう。
くそ、、、
俺ははや歩きでトイレに向かった。
俺は先輩に褒めてもらうために何でもやった。
でも、先輩は全然俺のこと褒めてくれない。
俺はトイレをするわけでもなく、ただトイレの鏡に移った不満げな顔をした自分を見つめた。
さとみ
あんま長居しすぎるのもあれだし、はやめに出ようと思った。
は?なんのためにトイレに来たかって? お前馬鹿か。
、、、
いいんだよ!!
そんなのお前が考えろ!!
ってことで俺は駆け足で部室へ向かった
しか先輩が何だか親しげに話してる声が聞こえて急いで近くに隠れてしまった
なんで俺隠れたんだ……、
そんなことを考えながらも俺のいない間で先輩が他の部員とどう話しているのかが気になってしまって
そのままそこで耳を澄ませることにした
ころん先輩の話し声
???
ころん先輩の話し声
???
ころん先輩の話し声
ころん先輩の話し声
???
???
ころん先輩の話し声
???
ころん先輩の話し声
???
さとみ
なんで、、
ねぇ先輩。
なんでよ。
この聞き馴染みのある声はるぅとだ。
俺と同級生で、運動もダメ、勉強もダメ、伸長だって俺のがあるし、
なのに。
なんでそいつに構うの?
俺のが、、、
さとみ
俺は立ち上がり、ガラッと横開きのドアを開いて声をかけた
ころん
さとみ
ころん
るぅと
もういい、意地でもころん先輩の前で俺がるぅとより出来るとこを見せてやる。
先輩を真ん中に俺とるぅとは挟む形で両サイドに座った
しっかり両手にコントローラーを握らせ画面を睨み付ける
ころん
先輩に教えてもらいながらゲームを進める
言われた通りジャンプをして敵を倒すと「そうそう!」と先輩はニコっとしながら言ってくれた
フンッとどや顔でるぅとの方を見ると、るぅとはなんだか冷たい目で俺を見てきた
…?
なんだよ、
すると、
るぅと
そう言いながらいつものように鼻にかけたような声で上目遣いを使い先輩の服の袖を引っ張って話するぅと
俺はムッとしながらその光景を黙って見ていた
ころん
ころん
ころんがレクチャーしながら進むるぅとの画面を見つめる
るぅと
俺と同じようにるぅとも敵を倒した
俺の顔がもっと曇っていくなかでるぅとは追い討ちをかけるようにどや顔を仕返してきた
そんなの俺もしたし。なんなら俺のがスムーズに出来たし。
しかし先輩は、
ころん
ころん
は?
いや、………、は?
俺は………?
対応の差に少しの苛立ちを感じながらもぐっと俺はそれを飲み込んだ
莉犬
すると遠くからるぅとを呼ぶ莉犬の声が聞こえた
るぅと
るぅと
ころん
さとみ
るぅと
そう言って立ち去るるぅとの笑顔が濁って見えたのは俺だけだろうか。
はあぁ、、
ころん
さとみ
俺だって褒めて欲しいのに。
さとみ
さとみ
ころん
少し先輩の笑う声が聞こえた気がしたが、ボーッとゲームに集中していた俺はあまり気にせず進めた
さとみ
ころん
俺の画面をずっと覗きこんでいた先輩が耳元だ大声を出したので少しびっくりした
ころん
理由はそれみたいだ。
さとみ
さとみ
そういう俺をよそに先輩は目を輝かせていた
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
俺はいつもの悪い口癖を口に出しながら褒めて貰うのを期待した
ころん
ころん
ころん
ちがう、
その頭がいいのも先輩に褒められたいためなのに。
最初からそうなわけじゃないのに。
さとみ
さとみ
ころん
そんな先輩を無視し、俺は先輩の手を優しく握った
さとみ
そのまま先輩の手を俺の頭まで持っていく
さとみ
さとみ
ころん
ころん
そう言って優しく撫でてくれる先輩。
すごく恥ずかしくて、顔も向けられないくらいきっとひどい顔をしているけど
でも、
でもなんか、
くすぐったくて あったかい。
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか