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じゃぱぱ
空気が重い。
どう喋りかければ良いのか分からず、俺は黙るだけだった。
ゆあん
最初に口を開いたのゆあんだった。
たっつん
それに応え、たっつんも返事をする。
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
喧嘩したあの日から_
ずっと考えていた。
時には謝ろう。と決心したけど、
君になんて言われるか分からなくて怖気づいた。
もし仲直り出来なければ、一生このままかなって
それは、、俺、嫌だったんだ。
きっと、たっつんは1人だろうなって思ってた。
でも、違ったんだ。
ゆあん
お前はじゃぱぱと会っていた_。
ゆあん
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
ゆあん
ずっと影で見てきた。
君とじゃぱぱが一緒に居る空間に。
....俺と遊んでいた時より笑っていた。
俺じゃ...駄目だったのだろうか。
...俺はずっと2人の空間に入り込んだ。
あの時も
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
ゆあん
この時も...
たっつん
じゃぱぱ
ゆあん
いつだって...
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
ゆあん
最近になってようやく気づいた。
俺よりじゃぱぱの方が良かったんだって。
じゃぱぱの方がたっつんに気遣いも出来た。
全て...俺より上だった。
だからもう...諦めようって
こんな事してても時間の無駄だって
たっつんが今幸せならそれで良かった。
...もう、たっつんとの関わりを持つ生活は諦めたんだ。
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
たっつんの目蓋から涙が溢れ落ちた。
たっつん
たっつん
たっつん
『俺の傍に居て欲しい』
ゆあん
ゆあんの目蓋から涙が流れ落ちた。
そのままゆっくりゆあんはたっつんに近づく。
ゆあん
たっつん
じゃぱぱ
たっつんはゆあんを離さないよう抱きしめた。
たっつん
たっつん
ゆあん
じゃぱぱ
たっつん
ゆあん
俺は2人を抱え込んだ。
2人とも震えており、そのまま下を向く。
じゃぱぱ
もう...我慢出来ない_。
今まで我慢していた涙が溢れ落ちた。
俺の涙が2人の頭の上に落ちる。
たっつん
たっつんは俺を見上げる。
じゃぱぱ
『良かったよぉ 、 ッ ...、 !』
...何分経っても俺達の涙は止まらなかった。
今までの俺の努力は...きっと無駄じゃなかったんだ...
...2人の絆は...
無事に癒え幕を閉じた_。
_数時間前
るな
るな
るな
るな
私は膝から崩れ落ちた。
_
るな
そんな時、誰かが声をかけてくれた。
見た目は可愛らしいピンク色の髪で、凄くさらさらしている。
瞳は髪色同様吸い込まれそうな淡いピンク色をしていた。
るな
のあ
のあ
るな
のあ
のあ
...あんまり、お母さんの事は言いたくないけど...
何か...この子は力になってくれる気がする。
るな
のあ
のあ
のあ
るな
るな
のあ
るな
のあ
のあ
るな
...優しいな。
なんだか、じゃぱぱさんみたい。
...次こそ、お母さんの病気の情報を手に入れなくちゃ
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡1000
次回予告
Episode11『初めまして』
るな、その子は?
あ、この子はのあちゃんって言うんです、!
私の情報探しを手伝ってくれていて、、
...貴方がじゃぱぱさん、?
...うん。よろしくね。
この子も...謎が多そうだな
...もう疲れたな
...あ、そういえば俺も、、病気、
だっ@dpwg/##aん...
『...じゃぱぱ、 ッ ?!』
コメント
6件
仲直り出来てよかったです
コメントよろしくお願いします!✌️
取り敢えず2人が仲直りできて良かった