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由美
岳
由美
岳
懐かしかった日常。
もう、来ない。
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岳
岳
由美
由美
なんて、嘘。
この病気は治らない。死んでしまうの。
でも、岳をまだ傷つけたくない。
私が死ぬまで、
笑って?
岳
由美
由美
由美
岳
由美
ある日
先生
岳
由美
由美
岳
由美
岳
ーーーーーーーーーー
由美
お母さん
由美
私はもう長くない。
だから、私の気持ちを精一杯あなたに送るね。
岳…
先生
先生
岳
先生
先生
先生
岳
ーーーーーーーーーー
岳
由美
岳
岳
由美
岳
岳
由美
岳
岳
由美
由美から溢れる涙。
岳
岳
由美
由美
岳
岳
由美
ーーーーーーーーーー
由美が…
他界した…。
俺は…
独り
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
ーーーーーーーーーー
由美がいない毎日はとても暇だ。
もう由美にドキドキできない。
由美の顔が見れない。
由美の傍にいられない。
由美に毎日会えないなんて、生きてる意味がない。
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お母さん
岳
お母さん
岳
お母さん
岳
お母さん
岳へ
拝啓
桜の舞う季節になりましたね。
この手紙を読んでるのならば私はもう岳の傍にいないのでしょう。
今ごろ岳は、私がいない毎日はとても暇だとか思ってるんでしょ?
そうだと嬉しいなぁ!
これを機に、私の岳への気持ちを精一杯送るね!
私が、あなたに出会った時
あなたはとても素っ気なかったよね。
私が岳に告白された時、嬉しくて腰が抜けたよね。
岳が部活のマネージャーと浮気疑惑があった時、とてもギクシャクしたよね。
岳と仲直りした時、岳から初めてキスしてくれたよね。
初めてのキスで私も岳も顔真っ赤にしたよね。
私と岳が屋根の下で一つになった時、恥ずかしかったけど、嬉しかった。
私はどの思い出も忘れないよ。
大好き。
愛してる。
新しい彼女ができたら、私に言って!
俺はこいつを幸せにする
って。私の役目はその子に託すね。
私の分も生きて。
私に愛したりなかった愛を、新しい彼女さんに注いであげて。
ありがとう。
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
岳
お母さん
お母さん
お母さん
岳
あなたのこと、
ずっと忘れない。