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赤い苺味の誘惑 すとぷり小説

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赤い苺味の誘惑 すとぷり小説

4 - 赤い苺味の誘惑 すとぷり小説

♥

301

2019年08月12日

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翌日

…はぁ。

(まだドキドキしてる…)

(あんなにファンサして貰えて、可愛いって言ってもらえて)

(ジェル君はまだ推してたいのに…莉犬くんのかっこよさで飲み込まれちゃう)

りいあ

おっはよー〇〇…

りいあ

何ぼーっとしてんの?

あ、りいあ…おはよう

ちょっと考え事…

りいあ

( ¯꒳¯ )ふーん

何その顔イラつくんだけど。

りいあ

莉犬くんのこと考えてたでしょ〜w

!?

なんでわかるの…

りいあ

だ~って投げキッスされちゃったんでしょぉ~?しかも可愛いって言ってもらえてオマケに約束まで…

だぁあああああああああああ!もう!!思い出そうとさせないで!!!

その頃莉犬くんは

莉❤️

…ななもりさん。

なな💜

なな💜

どうしたの?莉犬くん?

莉❤️

昨日のワンマンライブで、好きな子見つけちゃいました…

なな💜

おぉ?莉犬くんも恋心がわかるお年頃になったのか、感心感心。

莉❤️

俺は前から恋心はわかってます

なな💜

で、わざわざ僕に言いに来るってことは、相談乗って欲しいんだね?

莉❤️

…はい

莉❤️

あの子は、俺が初めて好きになった女の先輩によく似てた。

莉❤️

可愛くて…大人しそうだけど話してみると楽しくて、やめたくなくて…

莉❤️

ライブ中もずっとあの子の方を見てた

莉❤️

そしてあの子は握手会にまで来てくれた

莉❤️

あの子は見た感じジェル推しだった。

莉❤️

丁寧に作られた痛バの中にジェルのアクキーがたくさんあったから。

莉❤️

きっとこの子は、代行として来てくれたんだろうなって思った。

莉❤️

俺はあの子に次のすとめもに来てって頼んだ。

莉❤️

僕の目をちゃんと見てくれた。

莉❤️

でも、苦しくなった。

莉❤️

なんで僕じゃないんだろう

莉❤️

なんでジェルなんだろう。

莉❤️

あの子がジェル推しじゃなかったら俺をずっと見てくれるのにって。

莉❤️

…ジェルに嫉妬してるかも。俺

なな💜

…莉犬くんは君が好きになった女の子が、ジェル君推しでいつかジェル君にしか好意を示さないかもしれないってことに不安を感じてるんだね?

莉❤️

まぁ、あの子は代行として来ただけですし…

なな💜

…そんなこと思っちゃダメだよ莉犬

優しかったななもりさんの態度が変わった

莉❤️

え…

なな💜

そんな弱気になってたら、本当に振り向いてくれないよ?

なな💜

莉犬には莉犬の良さがあって、ジェルにはジェルの良さがある。それは彼女も理解してるはずだ。

なな💜

それに彼女は、莉犬と約束したんだろ?

なな💜

次のすとめもに行くって誓ってくれたんだろ?

なな💜

ジェルにじゃなくて、莉犬に!!

莉❤️

!!

なな💜

…彼女だって莉犬のことを意外と好きになったかもしれないよ?

なな💜

だって、好きにならなきゃ握手会になんか出てこないから。

莉❤️

!!!!

莉❤️

あの子が俺の近くに来てくれたのも、俺がファンサしたから…?

莉❤️

あの子が俺と約束してくれたのも

莉❤️

俺が好きだから…?

なな💜

そうそう、思い込んじゃえって。

なな💜

彼女はきっと莉犬のこと信じてるから

なな💜

莉犬も彼女のこと信じな?

莉❤️

わかりました…ありがとうございますっ

なな💜

いいえ、またなんかあったら言ってね?

莉❤️

はい…リーダー。

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