由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
気がつくと、私の体が勝手に動いてガツガツとクレープにかぶりついていた。
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
呑気にシェイクを飲みながら彼は答えるが、私は現状を一切飲み込めない。
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
彼は、彼自身のバッグから貴重品だけを抜き取って私のバッグにしまい、残りのシェイクを私の胃に流し込んでから歩き始めた。
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
私の体を操って彼が向かった先は、いわゆるストリート系ファッションの専門店だった。
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
私が抵抗の意思を見せるも、彼は気にせず何着かの服を手に取る。
由紀(中身辰哉)
店員
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
私の抗議もむなしく、栗原くんは慣れた手つきでワンピースを脱ぎ去ってしまう。
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
彼は流れるように、自ら選んだ服を身につけていく。それが全て終わった時、鏡には見たことない姿の私が映っていた。
由紀(心の声)
なんと言うことでしょう。 中学時代からあまり変わっていないと言われがちな地味ファッションの私が…
由紀(中身辰哉)
まるでダンサーのようなアクティブなファッションに変わったではありませんか!
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
店員
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
由紀(中身辰哉)
由紀(心の声)
私の制止も聞かずに歩き出した彼。 いったい次はどこに向かうのだろう。