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佐久間
佐久間
やめて。
もう僕の人生を壊さないで。
佐久間
佐久間
ラウール
僕の見る大介の目が、
少し変わった気がした。
佐久間
佐久間
どこかよそよそしい態度。
1年前と同じだ。
佐久間
佐久間
佐久間
佐久間
ラウール
佐久間
ラウール
ラウール
ラウール
そう言って僕は教室を出た。
タッタッタッ……
ラウール
教室を出た瞬間、
どっと涙が溢れてきた。
どこかに消えてしまいたい。
そう思った。
阿部
ラウール
阿部
阿部
ラウール
阿部
阿部
阿部
阿部
ラウール
阿部
ラウール
阿部
阿部
この時僕は、
何故かこの人なら大丈夫だと思った。
ラウール
ラウール
阿部
ラウール
阿部
ラウール
ラウール
阿部
ラウール
阿部
阿部
阿部
ラウール
ラウール
ラウール
阿部
ラウール
阿部
阿部
阿部
ラウール
先輩の言葉は、
どこか重く感じられた。
タッタッタッ……
佐久間
ラウール
阿部
佐久間
ラウール
佐久間
佐久間
佐久間
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
ラウール
佐久間
ラウール
ラウール
佐久間
ラウール
ラウール
佐久間
ラウール
岩本
岩本
ラウール
ラウール
岩本
岩本
岩本
ラウール
夜になった。
この夜が明けると、
また学校に行かなきゃいけなくなる。
そう思うと憂鬱だった。
けど、大介と先輩のために、
僕はもう、負けない。
今日、クラスでいざこざが起きた。
ラウールがゲイだとか。
俺はそんなの気にしない。
でも、生徒の気持ちは分からない。
俺がどうするべきか。
悩んでも悩んでも、答えは出なかった。
渡辺
目黒
渡辺
渡辺
目黒
目黒
渡辺
夜の10時。
学校に置いてきた荷物を取りにきた。
その時、
教室の隣にある職員室から
2人の声が聞こえた。
大好きな彼の声。
もう1人は多分渡辺先生。
気になった僕は、
窓を少し覗いてみた。
目黒
渡辺
目黒
目黒
渡辺
ラウール
目黒
目黒
渡辺
渡辺
渡辺
彼のことを引き寄せた渡辺先生は、
チュッ……
彼にキスをした。
目黒
ラウール
目黒
ラウール
彼、
先生は、僕が思っていたよりも
遠い存在だった。