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こんぱる

最終回になります!

!注意!

BL/nmmn/irxs様 です 青桃/白水/黒赤 R表現ときどきあります 暴力表現ときどきあります 学生パロ(同級生設定) 必ずしも、毎回全てのペアが登場する訳ではないですし、この注意書きの項目全てが起きる訳ではありません。 この連載を通して起こる事として、捉えてください。 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧を控えてください!

こんぱる

それではそれでは

おまたせ

あ、全然…。

…。

ないこも…ごめん。呼び出して…

別に…。

ないこ…あのときはホンマにごめん。

…。

ないこはさ、この前俺に「女の子に着いて行って」って言ったけど、それってどういう意味か、聞いても良い…?

…っ

…ないこくん?

…っ、そ、れはっ…

大丈夫…ゆっくりで良いから

こんな状況を見ると、俺が2人を邪魔してるみたい。

でも、ないこが必死に震えに耐えて話そうとしてくれているのもわかる。

ここまでないこを追い詰めることになったのは俺が原因だから…

膝の上に置いた拳をぎゅっと握る

まろは、誰でも、良かったんでしょ…

え…?

ゴミ箱に捨てろ、って書かれたラブレター…

ないこ…

やっぱりあの手紙、ないこが書いたんやな…

やっ、ぱりって…

気づいとったんよ…

それに、どんなに違う人のように書いても、ないこの字は分かる…。

…じゃあ、なんで、OKなんか…

気づいとったから

ないこは、俺と別れたかったんやな…っ

俺がずっと一緒にいて、正直辛かったんかな、って…

それに、よく考えてや…。もし仮にどれだけ嫌になってても、名前も素性もわからん女の子と手紙だけで付き合う訳ないやろ

そんなっ…

だって!、だって…別れよう、って…

あの日、俺は本当は手紙のことを問い詰めるつもりやった…。

でも…俺とはもう関わりたくないんやな、って。話したくないんやな、それだけないこのこと辛い思いにさせて来たんだって…

だから、ないこは何も悪くならないように…ないこの側を俺から離れるしか手が無かった…。

ないこを…その、抱いたのも…身体目的で俺の欲をただぶつけたかったんじゃない…

っ…

…。

少し目を逸らすりうら

まぁこんな知らんやつのこういう話なら…そうなるよな

悔しかった。ないこを守ってあげられなかった事も、大切な人がこんなに傷つけられてしまった事も…。

だから、少しでも俺のないこだ、って

少しでもあの傷が癒えるように…

俺の愛を伝えたつもりやった…

っ…

こんな話、後付けでどうにもなる事なんて分かってる。

信じてもらえなくても…それでも、良い。

けど、それがほんまのことなんなんよ…。

グスッ…俺、辛かった…。

ホンマにごめん…。

俺…別れてほしくて、書いたんじゃないよ…あの手紙っ…。

え…じゃあ…なんで

まろに、迷惑かけてると思った。いつも俺と一緒にいなきゃいけないのは、まろにとって面倒くさいことなんじゃないか、って…。

っ…。

だから、まろはまだ俺のこと本当に好きなのかな…って…。正直もうこんな面倒くさい事したくないんじゃないかって…。

だから、まろの本心が知りたかった…

ごめん…。

その後も俺が知らないうちに、まろ転校してて…会う機会がなくなっちゃって

それ…俺聞いてもうたんよね…

職員室で

ないこが転校する事…知って…

だから、俺も転校した…。

あいつらは、俺にも暴力振ろうとしてたから…流石に戻れなくてさ…

最後まで守るって言ったのに…

勝手にいなくなってて…

でも、俺はずっとまろのこと無視してからっ…言われなくても当然だとも思ってた…。

ごめん…。

でも、誤解が解けて良かった…。

嘘じゃないよね…それ。

嘘やったら、こんな話今になって持ち出してないよ

うん…。

頬に流れた涙を拭い、多少の沈黙の後言葉を発したのはないこだった。

ありがと…。じゃあ、初兎ちゃんとお幸せに

…!

っ!

ないこくん…

椅子から立ち上がり、自分のコーヒー代を置いて出て行こうとするないこ

待って!

腕を掴もうとして、やめた

机に置かれた手の上にそっと自分の手を重ねる

っ…や、めて…

ないこ、俺初兎とは付き合ってない

…何言って…

ほんまや

っで、でも、、もう俺には関係ないし

ないこ…また俺と

友達としてで良いからやり直してくれませんか…

っ…!

少しずつでいい

また、俺と話してくれませんか…

また、俺と一緒に笑ってくれませんか

また…一緒に…過ごしてくれませんか…

声が震える

俺がこんな事言って良いか分からない

ないこの傍に俺がいて良いのか分からない。

でも、離れたくないんだ…

我儘だよね…こんなのっ…

分かってる…

でも、やっぱり…友達として

っ…それで、、それで終わりかよっ

え…

友達でっ…終わりなのかよっ…

俺、ずっと、まろに会いたかった…

ずっと忘れられなくて…

まろはもう他の誰かと一緒過ごしてるんだ、って自分に言い聞かせて生きて来た

俺やって忘れる訳ないやん…

ずっと探してた…。

でも…怖いんや…

また、ないこを傷つけてしまうかもしれないと思うと…

ずっと一緒にいろよ…!

離れないで…絶対

ないこ…

ちら、と横を見ると、優しく微笑んでいるりうらがいた

「行っておいで」

そう言われている気がした

ねえ、ないこ

…ん?

2人で…いい?

外を見ながら話しかける

あ、うん…

まだ、少し震えるないこの手を少し強く握った

もう離さない

もう離れないで

そんな固い意志を込めて

それからは、転校した後のないこの事を沢山聞いた

俺が、勝手に思い込んで思いやりのように振る舞った行動で、ないこをどれだけ苦しませていたか知った。

すぐに他人には心を許せなくなった事

友達を作るのが怖くなった事

女性と話すのも困難になっていた事

ホンマにごめん…

もう、いいよ…

こうやってまろと再開できて、

やっぱり俺はまろのことが大好きだって改めて気づけたから

うん…

ないこ、一生かけて罪は償う

だから、一生離れんとってね

うんっ

俺もまろを信じる

もうあんな馬鹿な事しない

だから、ずっと側にいて

ずっと俺のコートの中で指を絡ませていた

ないこの震えはいつの間にか止まっていて、久しぶりにないこの体温を感じた

ないこ…

ん?

好き

うん…俺もっ好き

もう、このすれ違った関係を…

終わりにしよう

本当りうら大変だっだ!w

ごめんごめん

ホントお騒がせしました…

ほんとほんとっ

今だって手ぇなんか繋いじゃってぇ

やらしいなぁ!w

俺らも繋いじゃおっかなぁ!?w

なぁ!いむく〜ん!ww

ちょっと、飲み過ぎだって…

んー…

早く繋いでよ!//

まったくお前ら…w

ほら、りうらもおいで?

うん…//

あの後、初兎とほとけも仲直りできたらしい

結果的に6人で集まったり何かをする事が多くなった いつメン、みないな感じ

ないこも、ココでは素の自分でいれるようになっていった

少しずつ…俺が元のないこに戻していくんだ

それは俺がしないといけないし、俺にしかできない

今日は俺の家に6人で集まって、飲み会…

言葉を選ばずに言えば、惚気大会を開いている

ないくんはさ〜イケメンでほんとズるい!

え、いやwそんな事ないと思うけd

やろ!?

ないこは可愛えんよなぁ

そんなしみじみ言われても…w

あー、ほらアニキ妬いてるし…w

りうら…こっちきて

もう既に隣にいるじゃん

ここ

えっ…//ひざ…?//

そもそも、りうちゃんはイケメンって言うたんやで?

可愛いはちょっと関係ないなぁw

ん“〜

ふふ、大丈夫だよまろ

ちゃんと伝わってるから

っ!//

あー!ないちゃん笑った!

カワイイヨーナイチー

初兎うるせぇ!w

ww

ないこといれる、この時間を大切に過ごしていく

これが俺の中で間違いのない選択だ

Fin

こんぱる

というわけで、いかがだったでしょうか

こんぱる

初めての連載なんで、1話ごとに切るタイミングとかめちゃ難しかったです…w

こんぱる

次回は白水の仲直り編を投稿する予定です

こんぱる

黒赤は…正直平和なカプなので何も荒れていなくて、ストーリー考えてないです!( ; ; )

こんぱる

ではでは!

この作品はいかがでしたか?

501

コメント

5

ユーザー

ハピエン以外ありえないだろ〜!😆 やっぱ仲良しが似合う6人ですよねぇ〜🤭

ユーザー

うわぁ〜ハッピーハンドだ〜!最高すぎた...最後の場面が1番好き...

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