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ピッ...ピッ...
一定のリズムで刻まれる不穏な音。
しかしそれは
もう俺には届いていなかった。
sho
目もまともに開くことが出来なくて
仲間の呼び掛けも聞こえない。
感覚もなくなってきた。
それは
「もうすぐ死ぬ」
その事実を突きつける。
sho
最後に言いたい
自分の全てを出しきって終わりたい
力を振り絞って出した一言
sho
sho
外の光が差し込んで
みんなの笑い声とともに
空が笑っていた日
kn
zm
sho
ut
zm
sho
そういえば、今日は朝から頭が痛い。
倦怠感、たまに吐き気もあった。
sho
sho
kn
kn
ut
zm
sho
後でsnのところに行ってみるか。
sho
告げられた一言は
あまりにも残酷だった。
状況が呑み込めなくて
理解するのに時間がかかった。
sho
sn
sn
sn
sho
sn
sn
sho
sn
sn
5年
長いようで短い年月
信じたくなかった。
sho
sho
sn
sn
sho
自分の足を睨みつけていた目をsnに向けた
sho
sho
sn
sn
sn
sn
初めて見せた泣き顔
その顔は
寂しいような
切ないような。
騒ぐことはせず
ただ静かに
涙を流す。
みんなに対しての優しさが
溢れ出していた。
sho
sho
いつも"医者"を頑張ってくれるsnに
俺は精一杯の
本物の
笑顔を贈る。
sho
sho
sho
消えゆく意識の中
最後まで世話をしてくれたsnに
最後までそばにいてくれたみんなに
人生最期の言葉を贈る。
sho