~部活終わり~
及川徹
ふんふふーん♪
ガラガラ(扉開ける音)
及川徹
うわっ!!……ヒトガイル…、、
及川徹
(誰か座ってる……この席でこの髪型は…)
及川徹
瀬名…?
及川徹
寝てんの?
もう外くらい時間だよ
もう外くらい時間だよ
シ〜ン……
及川徹
えーーっと…
具合でも悪いの?
具合でも悪いの?
及川徹
あ、俺及川だけど
部活終わって忘れ物取り来たとこで…
部活終わって忘れ物取り来たとこで…
及川徹
大丈夫?
私(瀬名)
……大丈夫
及川徹
(涙声じゃん)
及川徹
瀬名、泣いてんの?
なんかあった?
なんかあった?
私(瀬名)
……泣いてない…
俺はそう言った彼女の前にしゃがんで
及川徹
じゃあ顔上げてよ
と言った。 すると彼女はゆっくり顔を上げた
及川徹
(確かに今は泣いてないね)
及川徹
どーした?
先生に怒られた?
先生に怒られた?
私(瀬名)
…
及川徹
親と喧嘩して帰りたくないとか?
私(瀬名)
彼氏に振られた。
マジか!!!
及川徹
あーー……
私(瀬名)
聞かなきゃ良かったって思ってるでしょ
及川徹
んな事ないよ!
私(瀬名)
………
及川徹
えっとぉ……理由とか聞いても…?
私(瀬名)
他に好きな子できたんだって。
前々から友達にそれっぽいことは聞いてた。
前々から友達にそれっぽいことは聞いてた。
私(瀬名)
たがら多分その子と上手くいったからそっちにのりかえたんだと思う
私(瀬名)
まぁ、よくある話だよね
及川徹
…でも、よくあるからって辛くないわけないじゃん
私(瀬名)
!及川って人の気持ちに寄り添えるんだ
及川徹
え、俺って普段どういう認識されてんの
私(瀬名)
ごめん、なんか、人とは一線置いてるのかなって
私(瀬名)
ほら、ファンに囲まれてるところしか見たことなかったからさ
及川徹
瀬名はファンじゃないし
及川徹
それに、目の前で辛そうな子を突き放すようなこと言えるほど人非人じゃねーよ
そう言いながら立ち上がって、 彼女の頭を自分の方に抱き寄せた すると、彼女は「そうなんだね」と言って また涙を流した。
及川徹
…(初めから俺にしとけばよかったのに)
そんなことを考えながら 俺は彼女の涙を拭い、 瞼にそっとキスをした
︎︎
END






