背景夕方だけど、夜としてみてください
鬼舞辻無惨
如月響花
鬼舞辻無惨
如月響花
そう言い、響花は藤の花のお守りを渡した
鬼舞辻無惨
如月響花
暫く歩き、森の中に着いた
鬼舞辻無惨
藤の花のお守りを地面にたたきつけて踏んだ
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
鬼
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
鬼
その日の丑三つ時…… 私はとっくに床についていた
ふと、目が覚めた。 そう、なにか物音がするからだ
ピチャ、ピチャ、ピチャ、
何かが滴るような音が聞こえた
如月響花
寝ぼけていたら、何かを食い荒らすようなもの音が聞こえた 私は野生動物が襲ってきたかと思い、急いで武器になるようなものを持ち、部屋を出た
如月響花
グチャッ クチャッ
そこには生きたまま食われている父と、 もう既に息絶えた母が床に転がっていた
如月響花
食っていたのはクマでもイノシシでもない、 鬼だった。
如月響花
如月響花
鬼
鬼
鬼
父
死にかけてる父が枯れるような声で私にそう言った
如月響花
私は恐怖と絶望で腰が抜け、その場に座り込んだ
父
父
如月響花
ゴクンッ
そう言い残し、父は完全に食べられてしまった
グシャッグシャッ ゴキッッ ボリッ バキッ
私はその書を取りに動くだけで精一杯で、その場から逃げることなんてできなかった
ただただ食べられていく母から目を背けて俯くだけだった
如月響花
如月響花
そう思っても、なにかおきるわけでもなく、ただただ 母が食べられる音が部屋に響き渡った
……不思議と、もう怖くない。 母と父と一緒に逝けるなら、寂しくないし、怖くない。 短い人生だったけど、楽しかった。
如月響花
ゴクンッ
鬼
鬼
鬼
鬼
ガブッッ
腕を食べられた。足を食べられた。 でも、痛くなかった。 何も感じなかった。 楽に死ねるなら、これもありかもしれない。 思い残すこと…… 妖狐様のことが少し気がかりだ。 いや、逆にあの世に逝けば実際会えるのかもしれない。 その時は、責務を果たせなかったことを謝ろう。
「いえ、まだ貴女に死なれては困ります___」
如月響花
「私は神妖狐。」
如月響花
これはおめでたい、妖狐様直々に迎えに来てくれた。
「いえ、貴女をむかえにきた訳ではありません。貴女の体に憑依しに来たのです」
如月響花
「いつか、憑依することにはなっていました。しかし、貴女が生死をさまよっていたので、私が来たのです」
「時間がありません。私はあなたの身体につくことに致します。」
鬼
如月響花
鬼
なんだコイツ?!怪我が治るどころか食ったはずの手足が一瞬で再生した!? しかもなんだ?狐の耳?それに目の色も変わっている。 何よりも、気配がヤバイ___!
如月響花
翌朝早朝
煉獄杏寿郎
煉獄が見た部屋は、1面血で染っており、部屋の真ん中には 狐の耳と尻尾が生えた白髪の少女が泣きうずくまっており、横には鬼の死骸があった
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
如月響花
如月響花
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
如月響花
如月響花
煉獄杏寿郎
如月響花
煉獄杏寿郎
如月響花
煉獄杏寿郎
如月響花
如月響花
如月響花
如月響花
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
如月響花
如月響花
如月響花
如月響花
如月響花
煉獄杏寿郎
如月響花
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
如月響花
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
如月響花
そう言い、煉獄は響花を半ば強引に鬼殺隊に連れていった