誰かが言った。咲かぬ花に価値はないと。
誰かが言った。飛べぬ鳥に価値はないと。
誰かが言った。泣かぬ赤子に価値はないと。
本当にそうなのだろうか。
蒼
男(蒼)は殺し屋だった。
蒼
蒼
それに、驚いたことに男(月人)はまだ15と若かった。
蒼
己は、男(月人)に情を抱いてはいられなかった。
蒼
蒼
蒼
蒼
だが、今夜はいつもと違い、舞る男が目に入った。
月を背後に舞る男に見入った己は、月なんてものは忘れてしまっていた。
蒼
気づいた時には、仕事なんて忘れて男の方へ走っていた。
蒼
蒼
月人
蒼
月人
蒼
月人
蒼
月人
蒼
月人
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