隼人
駅前行列30分のトンカツ屋
長い時間並んでいた甲斐があって美味しそうだった
目の前の彼氏も満足げな表情で声を出した
美希
危ない危ない、大事なことを忘れていた
隼人
美希
せっかく来たんだ。しっかり撮らないといけない
ああダメ、ちょっと角度が悪い
あ、指入っちゃった
もう一枚もう一枚
美希
アングル、光、位置も完璧。納得の一枚だ。
隼人
美希
彼はうんざりそうな顔でこっちを見ていた
全く、少しぐらい待ってくれてもいいのに。
まあいいや、早く投稿しちゃおう。
美希
はいok
お、早速いいね来た。
美希
隼人
少し不機嫌そうな彼と一緒に私はようやくトンカツを口にする。
美希
帰り道彼に機嫌を直してもらおうと私が提案した 。
隼人
美希
隼人
美希
隼人
美希
何故そんなことを言うんだろう。写真撮らなかったらいいねもらえないじゃん。そんなの意味ない。
隼人
隼人
なんだか腹が立ってきた。なんで彼にこんなこと言われなきゃいけないんだろう。理不尽だ。
彼が帰ってからも怒りが収まらず、そんなことを考えていると、いつのまにか知らない道に入っていた。
美希
前半終了
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コメント
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