『私の分まで幸せになってね』
突然彼女に告げられた言葉
どうやら彼女は寿命がもって一ヶ月と伝えられたらしい
でも、彼女は少し寂しそうな顔で
貴方
と作り笑いをしていた
きっと俺に心配をさせたくはなかったのだろう
だから俺は彼女と沢山出来るだけ思い出を作れるように
欠かさず毎日彼女の病室へ行った
そうして俺がいつも病室に来て
ゾム
と元気そうな声で俺は言うといつも彼女は
貴方
と優しい笑顔で返事を返してくれる
ゾム
とそう言い俺は綺麗な青緑色のペンダントを彼女に渡した
貴方
ゾム
貴方
貴方
と彼女は優しく微笑みながらペンダントを首に掛けた
ペンダントを付けた彼女は最高に綺麗で思わず見とれてしまった
でも、その楽しい毎日はそういつまでも続かなかった
俺は突然看護師さんに電話で呼び出された
俺は必死に彼女の病室へと向かった
でも、もう遅かった
お医者さん
ゾム
お医者さん
ゾム
ガララッ
医者さんが出たあとに俺は直ぐに涙が込み上げてきた
さっきまでは必死に抑えていた涙も限界だったのだろうか
でも、彼女は少し優しく笑って安らかに眠ってるようにも見える
ゾム
これで何回目だろうか
好きと伝えられなかったのは…いや、もう好きは一生伝えられないだろう
でも、またどこかで会えるといいな
また会えますようにと願うほかないのだ
コメント
8件
(╥﹏╥)(╥﹏╥)(╥﹏╥)
そうなんだ!
すずねこサブ垢 メーカーでやったやつなんだけどそれしかないなと…( ・∇・)