主
主
主
主
主
主
主
主
主
きんとき
目が覚めるとベッドの上だった
制服も着たまま、何もかもがそのままだ
…寝ちゃってた…んだ
起きてもまだ兄の事を考えていて
いつからだろうか、こんな感情を覚えたのは
何も知らない彼の事を、知りたい
兄弟だから?いや、違う
好きだから、ぶるっくが
好きなものも嫌いなものも得意なことも苦手なことも全部知りたい
彼に彼女ができたとしても、お嫁さんができたとしても
多分俺の気持ちは諦めれない
けど
兄の幸せは俺の幸せだ
俺はそばで見守り続ける
それが兄弟としての、弟としての役目だから
なんで…
きんとき
もちろん弟以外だったとしても男同士
彼が選ぶはずもないのだが
きんとき
そう、俺は兄に聞いたことがある
好きな人がいるか、と
きんとき
きんとき
弟としての立場を利用して
そう聞いた
Broooock
きりやん
スマイル
きりやん
きんとき
好きな人はいる…けどそれを言うわけにはいかない
きんとき
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
スマイルはそう言って部屋に逃げようとする
きりやん
きりやんはスマイルを追いかけて逃げてしまい俺とぶるっくだけになった
きんとき
Broooock
Broooock
ぶるっくは目を泳がせながら
Broooock
少しの沈黙の後、そう言った
きんとき
きんとき
いるんだ…ぶるっくにも
じゃあやっぱりこの気持ちは…
きんとき
Broooock
俺はそう呼ばれて下を向いていた目線を前に向ける
そうすると兄の優しい匂いが俺を包み込んだ
きんとき
Broooock
Broooock
俺の頭を撫でながらそう言った
Broooock
俺から離れた彼は
優しく微笑み俺の手を握って言った
Broooock
Broooock
きんとき
兄さんも…ね
きんとき
兄の好きな人は不明のままあれから約2年
変わっているかもしれないし勉強中に話しかけるわけにはいかない
ぶるっくは男女構わず人気だった、それに気づいたのは俺が中1
ぶるっくが中3の時だった
昼休みに借りていた勉強用のノートを返しに行った時
彼はみんなに囲まれ、全く見えない状態
勉強も運動もできるし、自分で勉強して習得した中国語
今も勉強中の韓国語
人気なのはわかっていた、今もそうだ
あんなに人に囲まれていたらその中に気になる人ぐらいできるだろう
俺はぶるっくと帰るようになったしあまり離れなくなった
好きだから、そう言う意味もあるけれど
取られたくない、俺しか知らない彼でいてほしい
俺だけのものにしたい
そう思ってしまった
好きな人がいても付き合ってる人がいても
小さい頃から兄について行って、追いかけて
でも次第に置いてかれて行って。
当たり前だ
俺が怖がっていたら何も意味がない
彼を知るために、無理だとわかっても振り向いてもらうために
立ち止まっていちゃいけない
鎖を破ることができないのなら破れるように変わればいい
自分自身を出していけばいい
隣の部屋は静かで俺は壁にコツンっと額をつける
俺が起こしに行くと優しい顔で微笑んでくれた
意地悪したりしたけど怒らず一緒に笑ってくれた
俺が熱を出した時、1番に気がついてくれた
勉強がわかんない時は自分より俺を優先して教えてくれた
ちょっと甘えたくなってハグしたら頭撫でで話を聞いてくれた
近くて遠く感じる彼との距離は俺が本当のことを言えば縮まるのかな
俺が彼に好きといえば……
きんとき
絶対引かれるじゃん、兄弟どころじゃない
家から追い出されるって………。
…
今、彼は何をしているのだろう
彼のピアノが聴きたい
あの優しくて少し甘い音色、軽いタッチ
ぶるっくがピアノを弾いている間、俺はその横でよく歌っていた
昔よく弾いてくれた曲は『星に願いを』
俺が好きで良く弾いてもらった
大好きだった、彼の声と彼のピアノ
彼の部屋で、俺の歌を上手だねって何回も褒めて
ピアノは俺もやってみたけど弾けなくてw
歌を勧められて
今歌が好きなのは兄のおかげで…
ガシャンッ
きんとき
隣から聞こえた大きな音
何かが落ちて割れたような…
きんとき
俺はベッドから飛び降りて隣の兄の部屋へ向かった
さっきの音は……ッ?
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
なんで僕がいるかというと↓
ちょっとサボったーーー、書きたくなった
まあはい、内緒で書いてるので身バレしたら終わりです
受験でさ、1月に入ったのに余裕ぶっこいてる僕がいる
やばすぎw再来週?ぐらいにもう入試
英語と理科はタヒんできます
数学とか社会、国語はいいんですけどね
とりあえず、サボりました
でもこれで当分はお話あげれない…w
ガチの入試体制入ります
コメント
1件
きんさんかなぁ(僕が嬉しいだけ)