赤面しないと出られない部屋
りーぬ
りーぬ
ドアが2つ、他は何も無い真っ白な部屋
りーぬ
すると、近くから呻き声がした
るーと
りーぬ
だれの声なのかすぐ分かり、
俺はすぐさま起こそうとした
りーぬ
りーぬ
肩を激しく揺さぶったり、
大きな声を出したり、
頭を叩いたりすると、
るーとくんは嫌々起きてきた
るーと
りーぬ
るーと
当たり前のような反応をしたるーとくんは、
立ち上がってキョロキョロと部屋を見回した
りーぬ
りーぬ
るーと
数分後___
りーぬ
りーぬ
るーと
るーと
るーとくんは、壁を手でコンコンと叩いてみるが、
もちろん返事はない
りーぬ
俺は床にごろんと寝転がり、上を見渡した
りーぬ
るーと
るーと
りーぬ
りーぬ
るーとくんは、頭にはてなを浮かべながらも、
顔を上に向けた
そこには、フォントのような綺麗な字で
「赤面しないと出られない部屋」
と、書かれてあった
ころん
見覚えのない真っ白な部屋
目の前には、
「手を繋がないと出れない部屋」
と書かれてある紙
隣には、規則正しい寝息をたてているピンクの髪
漫画のようなこの展開に、僕は頭を抱えた
ころん
部屋を見渡すと、鍵が着いているドアがひとつ
そのすぐ側に、ドアの鍵が入っているであろう箱がひとつ
もちろん、箱もドアも開かなかった
ころん
思わず本音が漏れてしまうが、 そこは気にしないでほしい
ころん
ころん
とりあえず、横に寝ているこの人を起こすことにした
さと
普通は慌てるであろうこの状況に、
彼は気持ちよさそうに寝てるもんだから、 僕は少し苛立った
そして、容赦なく彼のみぞおちを足で蹴った
さと
ころん
彼の反応に笑いをこらえ、 僕は追い打ちをかけた
ころん
ころん
さと
さと
この状況でマシもクソもあるか
と、思ったけど言わないでおこう
ころん
さとくんは、目を擦りながら周りを見渡し、
察したように立ち上がった
さと
さと
さと
ころん
すると、さとくんは僕の前に手を差し出した
さと
ころん
さと
躊躇いのないさとくんに、僕は嫌気がさした
ころん
さと
ころん
明らかに動揺した様子に、 僕は笑いをこらきれず、口元を袖で隠した
さと
ころん
僕がさとくんの手をとると、
「カチャ」と音がした
ころん
さと
僕は、箱の中から鍵を取りだし
ドアをあけた
なーくん
じぇる
続きを書く気が起きねぇ(੭ ᐕ))
コメント
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ひあぁブク失です(๑•̀ㅂ•́)و✧(๑•̀ㅂ•́)و✧