悠哉
幼なじみの悠哉くんは
優しくて楽しい人だった
天
小学生だったあたしは
何にも知らないまま、悠哉くんが大好きだと言っていた
これが恋だなんて勘違いしていた。
悠哉
天
ある日、悠哉くんはあたしを呼び出した
悠哉
悠哉
天
その時確かにドキッとした
中学生になったあたしはまだ気付いていなかった
悠哉
天
これが恋だと思ってた
そうであってほしかった
悠哉
天
悠哉
差し出された手を、あたしが触れることは無かった。
気付かないふりして走ってた
付き合ったことであたしと悠哉くんの距離は開いた
悠哉くんはそんなあたしに気付いてた
悠哉
天
悠哉
悠哉
天
悠哉
悠哉
悠哉
あたしは泣きながら頷いた
泣いたら悠哉くんはあたしに文句も言えないのに
泣いちゃダメってわかってたのに。
天
何度も謝るあたしに
悠哉
悠哉
悠哉くんはポンッと頭を撫でてくれた
悠哉くんのクセ。
嬉しかったり悲しかったり、感情が高ぶったとき
悠哉くんはこうする。
──それから悠哉くんは転校した。
もう会うことはなかった。
天
南都那
陽向
天
天
天
あんまりこう言う気持ちになりたくない
天
天
天
あたしは何がしたいんだろう
こんなことして何が得られると言うのだろうか
天
天
勉強を一休みしてコーヒーを飲む
幸光
ピンポーン
インターホンがなる
幸光
玲華
玲華
秀太
玲華
玲華
秀太
玲華
玲華
幸光
玲華
幸光
幸光
玲華
幸光
玲華
幸光
秀太
幸光
玲華
玲華
秀太
秀太
幸光
秀太
秀太
幸光
秀太
秀太
幸光
幸光
秀太
秀太
幸光
まああの子
多分現実逃れしたいだけなんだろうけど
コメント
19件
てんてんトラウマやったんや…
3話飛ばして読んでた……(._."Ⅱ) 悠哉くんと天ちゃんは付き合ってたんだね…… そして幸光先生優しいっ!!
うん…幸光君優しい☺ そして私には書けない……