※微グロ注意です
m o f .
………。
m o f .
……どぬくさん………
m o f .
なんで ”また” 轢かれるかなあ……
m o f .
死なないならいいけどさ
m o f .
君が苦しむのは見たくないんだ
どぬくさんの体を調べてみると、
特に怪我は負っていなかった
m o f .
トラック相手によく無傷でいられるよ……
m o f .
まあ、✘✘だから、人間よりは頑丈なのかもね
d n q .
……ん、うう………
d n q .
……あぇ、もふくん?
m o f .
あ、大丈夫?痛いところとかない?
d n q .
ん〜?無いよ〜
m o f .
良かった
m o f .
で、なんでまた轢かれたの?
目の前の白狐は話し始める
d n q .
えっと、青信号、で渡ってて
d n q .
突然撥ねられたの
m o f .
なるほどね…まあ、無傷でよかったよ
d n q .
いつも心配してくれてありがと
どぬくさんは俺に微笑みかける
俺は少し、どぬくさんの事をもっと ”好き” になった気がした
m o f .
………あ、そういえば
m o f .
最近ここら辺で妖力を感じるんだ
d n q .
…? 魔力じゃないの?
m o f .
うん、妖力だよ
d n q .
近くに妖怪がいるのかなあ
m o f .
気を付けてね
d n q .
分かってるって
どぬくさんの為とは言え、
自分に似合わない服を買うのは
他人の目が気になるものだった
m o f .
パーカーが欲しい…か
m o f .
どぬくさんに合うのあるかなあ……
でも、どぬくさんにパーカーを着せる妄想をすると
少し可愛いな、と思った
ニヤニヤと変人じみた顔つきで服を選んでいると、
パリンッ
m o f .
……え?
そこには、
”鬼” がいた
m o f .
あ、え……
遠目に見える鬼は、
青髪の少年と睨み合っている
m o f .
な、なんだ……?
しばらく睨み合っていると、
「今はお前に用はない」
と、吐き捨てるように言うと、
グチャッ
「ゔあ"あ"あ"あ"ッッ!!!」
一般人が一瞬で粉々になる
すると、
また一瞬のうちに、
俺の目の前まで来た
その鬼はまた他の客を襲いに行った
それにしても、
力があるってなんだ?
確かに魔力に加え妖力も持っているが、
何が変わるんだ?
考えを一気に巡らせて、頭が疲れてきた
生き延びた事を実感すると、
一気に汗が全身から吹き出てくる
m o f .
助けられた……のか?
俺は今ある命を噛み締め、戦闘の覚悟を決めた