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A new story begins
虎杖 悠仁
君のその苦しそうな顔を見るのも辛いよごめんね
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
釘崎 野薔薇
否定しようとしてくれてありがとう、でもできるわけがない、
羽 瀬 月 乃
伏黒 恵
ごめんね、辛い思いさせて
羽 瀬 月 乃
五条 悟
聞かれても言えるわけが無い。
羽 瀬 月 乃
沈黙が響く
初めに口を開いたのは虎杖君だった
虎杖 悠仁
君の真っ直ぐな言葉に心を打たれた
羽 瀬 月 乃
虎杖 悠仁
雫と過ごしたこと。みんなと買い物や水族館に行ったこと。
確かにそうだ。私は馬鹿だな
五条 悟
そう聞く先生の眼は真剣だった
本当は────────
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
言葉が心の奥から溢れてくる
涙が零れ落ちて、溢れて止まらなかった
釘崎 野薔薇
皆は手を差し伸べてくれた
羽 瀬 月 乃
その手を振り払うなんて出来るわけなかった
羽 瀬 月 乃
虎杖 悠仁
いつもの声だ、安心する
伏黒 恵
釘崎 野薔薇
やっぱり仲間ってすっごく暖かい。
今度こそ、私を光の差す方へ導いてくれたみんなを守ろうと決めた
例え何があっても。
4F
執事
4Fに行くとこれまで育ててくれた執事がいた
羽 瀬 月 乃
執事
羽 瀬 月 乃
床に紅い血溜まりが広がってゆく。
私は執事が持っていた銃を懐に仕舞った
虎杖 悠仁
不安そうに此方を見つめる彼
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
虎杖 悠仁
あどけなく微笑む虎杖君の顔は引きつってた。
ごめんね。目の前で人を殺して、
〇〇✕✕年 8月6日。 今度こそ何があっても守ろうって思えた。 私を光の差す綺麗な海へ導いてくれる人たちだ。 そんな人達が何処までも何時までも生きられる ようなそんな世界を創りたい。 恐らくこれで最期だ。もう戻れない。 何があっても絶対に守りきる。 雫の呪いも。
次回最終回
Continued next time