br視点
ただ、愛されたかった。
だからたくさんの人を愛して
愛されるように頑張ったの。
それでも、
嫌なことは嫌だし、
辛いことは辛い。
でもそれも隠して良い子にならなきゃ
僕はきっと愛されない。
だからずっとニコニコして、
辛い時ほどよく笑って
泣かないように笑って…
br
br
だからこそいけなかった。
自分を出して、母からの愛情を
自ら切り捨ててしまった。
僕は"ぶるーく"でないといけない。
"僕"じゃあ誰も愛してはくれないから。
nk
nk
br
nk
nk
"愛して"って言ったところで
誰が愛してくれるの…?
br
br
br
だめだ…
これ以上話すと
気持ちや涙が
溢れてしまいそうだったから。
nk
nk
nk
br
nk
br
br
nk
nk
br
言っても、泣いても、いいんだね
br
br
br
br
br
br
あぁ、みっともないなぁ
こんな姿、なかむは見て
どう思うのかなぁ…
br
br
br
br
br
本当に愛してくれる人は
いないのだろうから
br
nk
br
ほんのちょっと
本当に少しだけ
希望に縋っただけなのに
もしかしたら
わかってくれるんじゃないかって
それは母にも、
シャークんにも。
なのに、僕の声は何一つ届かなくて
誰にも届いてはくれなくて。
ただ、僕の心の奥底に溶けていく。
nk
nk
nk
br
nk
nk
ほんの少し、淡い期待をのせて
br
br
nk
nk視点
きっと、ぶるーくにとって、
"愛して"という言葉は
呪いでしかないのだろう。
その言葉を口にするのは
怖かっただろうな…
nk
br
nk
いいよ、汚れても。
だって、汚くないから。
これはぶるーくが、
ずっと我慢してきた証なのだから。
nk
nk
br
br
彼の瞳には
疑念と
希望
nk
俺から贈る
最大限の愛を捧ぐよ
br
その目にはもう
疑念など無かった。
br
nk
br
br
nk
nk
br
nk
br
こりゃ、伝わってないのか…?
br
br
nk
br
nk
br
nk
nk
nk
nk
br
nk
br
nk
nk
nk
nk
nk
nk
br
nk
nk
br
nk
nk
br
nk
br
nk
br
nk
br
そう言うと、彼は
とても綺麗に
とても優しく笑った。
nk
br
br
nk
sm視点
sm
今日、
公園で告白の返事をすると言っていた
きんときがオッケーを出した場合、
ぶるーくが心配で、
出さなかった場合、
シャークんが心配だ…
だが、特に心配なのは
今、精神的に安定していない
sm
sm
???
sm
???
sm
???
???
???
br母
その瞬間
全身の毛が逆立つ感じがした。
警鐘が脳内で鳴り響き、
逃げろと体が言っている。
気がついたときには
sm
背を向けて走っていた。
br母
sm
逃げなければ
この人はぶるーくの母だ…!!
ぶるーくを傷だらけにした、
張本人…!
くそ…ッ
さっきから走りっぱなしのせいで
もう体力が…ッ
br母
sm
この人、目が…ッ
その瞬間、大きく振りかぶった手
避けれまいと反射的に目を瞑った
すると、
???
sm
kr
救世主が現れた。
もう本当に更新遅くてすみません…
空いてる日に書き溜めたい!と思ってるのですが…
生憎空いてる日が無い日々が続いております…
しばし気長にお待ちいただけたら幸いです…
コメント
6件
深夜に一気読みし涙ちょちょぎれたものです。主様かくのうますぎせん??ほんとに天才です🫶みんな幸せになってくれそうで何より嬉しいです💞💞違う話のことになってしまいますが、保護者だから気持ち隠さなきゃっみたいな感じの整地が結ばれるのがもう感動しすぎて最高でした😖長文失礼しました。これからもと、続きも頑張ってください💪💪💪💪💪💪