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神…(´;ω;`)言葉では表せないような…語源化できない…とりあえず神…
最高だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ、!!!!!!!! 言葉遣いとか表現の仕方とか大好きです!! 天才ですね!!
久しぶりだァァ ほんと天才的すぎる...クソほど上手いですよ!?テキスト(?)が神
1つの足音が響く中
陰から聞こえる無数の声
餓鬼の癖に。
首領に媚でも売ったんだろ。
何故あんな奴が。
本当に人間かよ。
あんな奴が最少年幹部なんて。
あんな奴を幹部にするなんて。
首領も落ちたな。
生きる価値無いだろ。
人間失格が。
.......
人間失格の癖に。
太宰
聞きたくないのに、自然と耳に入ってしまう。
太宰
太宰
遂に耐えられなくなり、早足で己の執務室へと向かった
バタンッ
荒々しく扉が閉まる。
其れと比例し、乱れている呼吸を如何にかして落ち着かせよう、と呼吸に集中する
太宰
太宰
太宰
太宰
膨れ上がる感情。
何時もは無駄に働き過ぎる脳も、今は別だ。
其の欲に逆らう事も忘れ、机へと歩み寄り
机の引出しに入っていたカッターを手に取り刃を出す。
太宰
刃先を肌に押し当てる
其れを勢い良く、何度も横に引く
太宰
剃刀とはまた違う、ミチミチッという感触が手に伝わってくる
太宰
どれ程の間刃を引き続けていたのだろう
腕は赤い線で埋め尽くされている
太宰
意識が鮮明になり始め、ふと下に目をやると赤が腕を伝い床に落ちていっているのに気が付く
やり過ぎた。と今の頭でも一瞬で判る程の傷の数
太宰
太宰
血が足りないのか、眠気が襲ってくる
太宰
太宰
太宰
太宰
其処で、意識は途切れた
同時刻
殲滅任務の帰り道。
何時もと変わらない風景。
中原
最近、任務帰りは飽きる迄歩いて帰ると云うのが自分の中の流行となっている
中原
中原
中原
中原
中原
中原
何時もと変わらない日常。
.......
ふと、顔を上げる。
中原
普段と変わらない風景の中、違和感が1つ。
何時もこの時間に必ず有るもの。
中原
中原
嗚呼,糞が。之だから俺は駄目なンだ。
今迄思い出せなかった己を莫迦だと心中で責め立てる。
確認の連絡をいれる暇など無い
中原
中原
そう云ったと同時に、身体の周りが赤に覆われた、かと思えば夜の空へと目で認識できない程の速さで飛んでいった
中原
中原
中原
〜〜〜
中原
……なんだ?
陰から何やら聞こえてくる
複数人の話し声だが何と云っているのか聞こえず、検討もつかない
何も考えずに其の発生源へ息を潜めて近づいてみる
中原
ー ー、だよな
あ、...最少ーん部....うざいよな
本当、ーーっ...ばいい.....に
あの最少年幹部早く死ねばいいのにな
な!餓鬼の癖にムカつくんだよなぁ〜
近付くに連れ、其の声は鮮明に聞こえてくる
其れ等は全て太宰に向けた物だと云う事は一瞬にして判ってしまった。
中原
嗚呼、俺は何処迄いってもクソッたれだな。
太宰の相棒。然して恋人としての口惜しさと、自身を責める気持が抑えられない程に膨れ上がる。
太宰の苦しみ、哀しみにも気付いてやれねぇ。
中原
其れだけを云い残し、太宰の執務室へと又急いだ
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰