ぴよにきで 『くらべられっ子』 第1章
リクエストを頂いたものです! ありがとうございます!
ご期待に添えるかわかりませんが、 精一杯頑張らせていただきます!
⚠︎BL要素ありません。 キャラ崩壊があるかもしれません。 自衛をお願いします。
それでは、どうぞ!
先生
先生
100点のやつもいるんだから
しっかり復習しとけよー
悠佑
悠佑
悠佑
平均点よりも全然高い
悠佑
クラスメイト
りうら
クラスメイト
りうら
クラスメイト
ってお前、100点かよ!?
クラスメイト
悠佑
分かってた。
どれだけ頑張っても お前には適わないんだって。
これで何度目だろう。
嫉妬と劣等感で 胸が焼け付くように痛む
クラスメイト
天才だよなぁ〜
悠佑
悠佑
クラスメイト
悠佑
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
俺だったら自分の事嫌いになるわw
悠佑
悠佑
悠佑
こうやって強がることにも もう慣れた
あぁ くらべられっ子 くらべられっ子
悠佑
あの子より劣ってるのは 言われなくても解ってるよ
母親
りうらはまた100点だったの?
母親
期待してるわよ!
りうら
りうら
母親
悠佑
悠佑
悠佑
母親
だから比べないで
母親
母親
いや比べんな
悠佑
悠佑
俺をほっといて
母親
母親
悠佑
左側が痛いから
困るんだ
小さい頃はまだ良かった
俺たちは何をするにも息ピッタリで
2人でなら何でもできると思ってた
りうら
双子の兄である俺に
お前は目をキラキラさせて ついてきた
悠佑
最初は俺の方が何事もすぐに上達した
だけど、小・中学へと上がるにつれて
お前は俺を軽々しく抜いていった
周りからの目も
完璧な弟を持った哀れな兄への
同情の色を含むようになった
それでも最初は頑張った
何となく差を感じて生きてたけど 背伸びしていた
陸上、テニス、ソフトボール、 アイツに勝つ為に何でもやった
A B C D E F G どの選択肢を選ぼうと
俺だってセンスが 無いわけではなかった
続けていればそこそこ上手くなるし
周りのヤツらからは 持て囃されたりもした
だけどりうらは
俺が半年かけて 出来るようになった事を 2か月でやってのける
悠佑
また抜かされるかも しれないという恐怖から どれもそれ以上は続かなかった
失敗の方が多くって
また怪我しちゃった
悠佑
悠佑
思っても意味無いこと頭によぎって
悠佑
下して
悠佑
いつの間にか泣き出して
悠佑
悠佑
母親
母親
悠佑
悠佑
捨てられたいな
第1章はここまでです!
投稿が遅くなってしまって 申し訳ありません💦
できる限り頑張りますので 待っていて頂けると嬉しいです…!
ここまで読んで頂き ありがとうございました! もし宜しければいいね、コメントして貰えると嬉しいです!
それではまた次回っ!