私のお兄ちゃん

rnは俺の家に養子としてやってきた

元々rnは親から虐待を受けていて

しまいには売り飛ばされた

最低な親だよな？本当に

それは、さておき

rnが初めて家に来た時、rnは死んだウサギのような目をしていた

言える言葉はたった一つ「大丈夫です」

絶対大丈夫ではないのにその言葉をなんども繰り返す

だから俺は誓ったんだ。

絶対に、見守り続けるって

rnが楽しい人生を送れるように

守るって

それを誓ったその日から、俺はrnが楽しく過ごせるように頑張った

勉強を教えたり、ゲームしたり

でも、ちっとも楽しくなさそうだった

毎日言われる「大丈夫です」

その言葉に段々俺はイラついていった

そして、遂に俺は何かが壊れた

大きな声を部屋中に響き渡らせる

rnが初めて「大丈夫」意外の言葉を発した時、俺は目頭が熱くなるのを感じた

ギュッ

俺はrnを抱きしめる

固まっていたrnの体もどんどんとほぐれていった