しずく
こんにちは、こんばんは、しずくです
しずく
今回はお話ではなく
コロナウイルスについての今の想いを語ろうと思います
コロナウイルスについての今の想いを語ろうと思います
しずく
私は今年で卒業するのですが
しずく
毎年卒業生は卒業講演会というものをやります
しずく
何をするかというと、
それぞれ得意なものが一緒の人と集まり
その得意な事を磨き上げて発表する
それぞれ得意なものが一緒の人と集まり
その得意な事を磨き上げて発表する
しずく
というものです
しずく
ちなみに私は歌です
しずく
私たちは自分の得意な事を武器と例えて
しずく
武器チャレンジ、略して
しずく
武器チャレ
しずく
と呼んでいました。
しずく
卒業講演会の1週間前、学校では黒板の隅っこに、
あと、18日と書いてありました
あと、18日と書いてありました
しずく
その日、私は友達と話していました
しずく
「ねーねー、卒業講演会どんな髪型で行く?」
友達
「2人で一緒に三つ編みのお団子とか?」
しずく
「いいね、いいね(・∀・)b」
キーンコーンカーンコーン
しずく
「あっ、チャイム」
友達
「私、そろそろ席行くね三┏( ^o^)┛」
しずく
「うん、また後で(^O^☆♪」
しずく
やがて下校時間になりました
しずく
中学校のこと、卒業式のこと卒業講演会のこと
しずく
友達とたくさん話して帰りました
しずく
家に着いて、勉強して、晩御飯を食べて、そして私がお風呂を上がると
お母さん達が騒がしそうに私にこう伝えてきました
お母さん達が騒がしそうに私にこう伝えてきました
お母さん
「しずく!!!」
お母さん
「卒業講演会が卒業式がなくなるかもしれない!」
しずく
「えっ、どういうこと?ちょっと状況が理解できないんだけど」
お母さん
「今テレビのニュースで、全国の小中高の学校が臨時の休みになるかもしれないって発表してたの、、、」
しずく
私は目玉が全部見えるくらい大きく目を開きました
しずく
「ねぇ、嘘だよね、ねえ、ねえ、」
しずく
お母さんの方はブンブン揺らして聞きました
しずく
何度も何度も聞きました
しずく
それでもお母さんが言う言葉は
「本当なんだよ、、」
しずく
それしか返ってきませんでした
次の日
しずく
昨日の事が忘れられなくて全然寝付けなかった私は
しずく
目の下にクマを浮かばせ、まるで死人のような絶望した顔で
とぼとぼと、ただ足を動かすことしかできませんでした
とぼとぼと、ただ足を動かすことしかできませんでした
友達
「おはようしずく、、」
しずく
友達もすごいクマでした
しずく
その日の朝は何も喋らず、2人で横に並んで歩いて、学校に行きました
しずく
教室に着くとみんな私と友達の顔を見るなり
すぐに駆け寄って慰めてくれました
すぐに駆け寄って慰めてくれました
しずく
そのおかげか、そだね。頑張らないとねって
自分の気持ちを心の奥底にしまい込むことができました
自分の気持ちを心の奥底にしまい込むことができました
しずく
やがて先生が教室に来て黒板の前に立ち、
話し始めました
話し始めました
先生
みんな、もう知ってると思うけど
先生
卒業式や卒業講演会はできなくなる可能性が高いです
先生
実際に、卒業公演会をするはずだったホールも
コロナウイルスのため、使用禁止になっています
コロナウイルスのため、使用禁止になっています
先生
皆さんの気持ちもわかりますが
安全のためなんです、、、、
安全のためなんです、、、、
しずく
先生がそう言い終わって1分ほどシーンとした空間が流れていました
しずく
それと、クラスのリーダー的存在の女子が泣きながら言い始めました
リーダー女子
先生
リーダー女子
安全のためだってわかってます
リーダー女子
でも、どうしても言いたいことがあります
いいですか?
いいですか?
先生
ど、どうぞ
しずく
先生はそう言うとリーダー的存在の女子は
急に怒鳴り声を上げた
急に怒鳴り声を上げた
リーダー女子
私達の努力はどうなるんだ!
私たちの希望は、夢はどうなるんだ!
私たちの希望は、夢はどうなるんだ!
リーダー女子
やれなくなるんだったら、私達の努力を返せよ!
希望を返せよ!
希望を返せよ!
先生
えっ、どうしたんですか?
リーダー女子
夢を返せよ!
そしたら、はい、いいですよって引き下がってやるから!
そしたら、はい、いいですよって引き下がってやるから!
リーダー女子
返して返してよ!!
リーダー女子
ひっく、ひっく、、
しずく
また、教室内がシーンとなり
リーダー的存在の女子のすすり泣く声しか聞こえなくなりました
リーダー的存在の女子のすすり泣く声しか聞こえなくなりました
しずく
それと、先生がパンパンと手を叩き
先生
何言ってるんですか?これから色々準備
しないといけないから忙しくなりますよ、
しないといけないから忙しくなりますよ、
しずく
そして、急いで作られたお便りが配られました
しずく
そこには色々書いてありましたが、太い事でひときわ目立つ言葉がありました
しずく
教頭先生の言っていたことらしくて、「このようなこと思ってしまったけど、別の意味で忘れられない思い出になったでしょう」
しずく
その言葉に私はガチ切れしました
しずく
こんな忘れられないは嫌だ
しずく
やっぱりうちの学年は最強だ、最高だ!っていう忘れられないがいい!
しずく
何よ、別の意味で忘れられない思い出になったでしょうって
しずく
こんな最悪の忘れられない思い出なんて嫌だよ
しずく
私達の気も知らないで、よくこんなこと書けるな
しずく
でも私はその怒りを抑えて家に帰りました
しずく
それから毎日家で勉強かゲームの繰り返し
しずく
私の住んでる市内でコロナウイルスの人が見つかったため卒業式もなくなりました
しずく
私はこの最悪の思い出に一生とりつかれていくんだと思うと
しずく
死にたい
しずく
それしか思えなくなる日々も続きます