海斗
よろしく。
俺が手を差し出すも、握手を拒み俺達を睨み付けている。 自分より年下の相手の部下なのが気に入らないのだろう。
青山さん
っ-。無礼な
青山さんが手をあげようとしたとき、海流がその手を押さえた。
海流
まぁいいさ。この子は…
「「おしえがいがありそうだ」」 俺と海流の声が審査室に響いた。 さすが双子考えることが同じだ。
海流
青山さん。僕達の部屋の近くに空き部屋とかない?
海流は零くんを見ながら青山さんに問う。
青山さん
一つあります。
ビンゴだ。
海流
じゃあそこを君の部屋とする。好きに使っていいよ~。
零くん
はぁ?えっちょ
海流はそういって俺と零くんを部屋に案内した。何でわかるんだ…? 兄恐るべし。
零くんの部屋
海斗
明日から指導を始めるから、ゆっくり休んでおいて。
俺は零くんに優しく微笑む。そして、零くんの部屋を後にした。
自室
海流
さて僕達も寝ようか。
海斗
そうだね。
俺達は零くんへの期待を胸に眠りについた。
海流
………………斗………海斗!
海流
起きないと……。
海斗
あ~!起きる。起きます!
俺は急いで飛び起き、着替えを始める。
海斗
もうちょっとで久しぶりの腹パンを食らうとこだった…。
海流
惜しかったなぁ
海流は残念そうに拳をグーパーしている。
海斗
海流のパンチは最強だから。
海流
それはいいとして、零くんはどこまでもつかな?
海流は手袋をはめながら俺に問う。
海斗
どうだろう…。壊れなければいいけど。
そう。俺達が多川さんから受けたのは壊されて壊されて…教えられ、壊される。気を抜いたら、本当に壊されてしまうほどに。零くんはどこまで耐えられるだろうか…。 楽しみだ。






