この作品はいかがでしたか?
102
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ほと💙
やったぁ…✨ I💙くんの手作りのお粥だ〜…✨
僕は風邪を引いていることを忘れて、 作ってくれたお粥を見つめる。
I💙
ほと💙
でも、何でかはよく分かんないけど さっきからI💙くんが 僕のことを見つめてきます… 何でだろう…?
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
僕はまだ温かいお粥を 木のスプーンで掬(すく)う。
しかし、手に力が入らず お粥を食べることは難しかった。
ほと💙
I💙
ほと💙
僕は平気なふりをして、 お粥を何度も口に運ぼうとしたけど 食べることは出来なかった。
ほと💙
I💙
I💙
ほと💙
I💙
少し間が空くと、 I💙くんは僕の手から スプーンを取り上げた。
ほと💙
I💙
君は不器用に片手で顔を隠しながら、 僕にお粥が掬ってあるスプーンを向けた。
その時の君の顔は、 少し赤くなっていた気がした。
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
ほと💙
僕はI💙くんが持っている スプーンのお粥を口にした。
ほと💙
僕は美味しすぎて 口を開けられなかった。
I💙
ほと💙
I💙
君は安心したような 安堵の息を漏らす。
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
ほと💙
I💙
僕はこうして、お粥を完食した。
ほと💙
I💙
I💙くんは笑顔になってくれた。 僕もその笑顔を見て、元気になってきた。
そんなことを考えていると、 I💙くんが僕に何かを差し出してきた。
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
僕は薬を飲むのが大の苦手だ。 誰が何を言おうと、極力は飲みたくない。
I💙
僕が拗ねて そっぽを向いていると、 I💙くんがにやにやして こちらを見てきた。
ほと💙
I💙
ほと💙
なんと、I💙くんが手にしていたのは 水族館の入場チケットだった。
I💙
I💙
…そうだ。明日が水族館に行く日だったんだ。
ほと💙
ほと💙
僕が風邪を引かなかったら… 今頃わくわくして 明日の準備をしていたことだろう。
I💙
ほと💙
僕は悲しくなって、涙を流した。
I💙
I💙
ほと💙
僕は何も言えず、 ただ涙を流すだけだった。
I💙
I💙くんは、僕の気持ちを汲み取って ずっと撫でてくれていた。
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙くんは、風邪が治ったら 一緒に水族館に行ってくれると 約束をしてくれた。
ほと💙
I💙
僕の小指と、I💙くんの小指が結び合う。
僕の涙はいつの間にか止まっていて、 2人には自然な笑顔が浮かんでいた。
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
僕は適量の薬を手に取り、 お茶を片手に薬を口に入れた。
ほと💙
ほと💙
I💙
I💙くんは僕のことをすごく褒めてくれた。 顔が赤くなって、照れちゃうぐらいに。
I💙
ほと💙
しばらくI💙くんと話していると、 急に眠気が僕を襲った。
薬の副作用だろうか。
ほと💙
I💙
ほと💙
I💙
ほと💙
僕は起こしていた身体を横にする。 すると、更に眠気が僕を襲った。
I💙
I💙くんは、僕が安心するように ずっとトントンしていてくれた。
ほと💙
そして僕は、安心して眠りについた。
起きたら風邪が治っていますように…。
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