TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

堕とし,堕とされ

一覧ページ

「堕とし,堕とされ」のメインビジュアル

堕とし,堕とされ

1 - 堕とし,堕とされ

♥

632

2020年10月24日

シェアするシェアする
報告する

こんちゃ、

どぞ。

月曜日の学校

この日がいちばん嫌いだ. あと,4回もこの苦痛に耐えるなんて

そんな愚痴を頭の中で 並べながらも気づけば校門前

瑠宇

はぁ..。

と,タイミングを見計らって いたかのように親友の梨衣が こちらに向かってくる

梨衣

おーはよっ!

梨衣は,僕より少し背が低くて, 明るい性格だから色んな人から 信頼されている まぁ、自慢の親友.

瑠宇

おはよう...

梨衣

月曜日頑張るよぉ!

ほらほら! と梨衣が瑠宇の 背中を強く叩く

正直ちょっと痛いぐらい

瑠宇

いーね..梨衣は〜...

梨衣

なんもよくないよ!w

梨衣

ほらぁ,グチグチ言ってても
時間は来るからっ!!

そう言い,僕より小さい体で 僕のことを押す

梨衣

...ッ...

瑠宇

......

梨衣

..ッね...すすん...でッ!...

瑠宇

んー.

あまりにも頑張って 押してくるもんだから,少し 体重をかけてみれば, 踏ん張りで顔を赤らめながら, 素直に押してくる

梨衣

......

何故か頑張って押してきていた 力が弱くなった

瑠宇

...?

...かと思えば_

瑠宇

梨...

言葉を遮るかのように 鈍い音が学校の前に響いた.

学校の前で.

瑠宇

......。

梨衣

ま、まだ怒ってんのぉ...

そう,先程の 公での尻もちを今も根に持っている

瑠宇

...梨衣が手離すから.

梨衣

それは!w

進まないから なんて 笑いながら言うから信じられない.

月曜日なのに, みんなに見られながら 尻もちついたし,

やっぱり月曜日は嫌いだ.

瑠宇

もうトイレ行ってくる.

ガタッと椅子を鳴らし 立ち上がると廊下へと向かう

後ろから 俺もいく! と 声が聞こえたが、構わず先を 歩くことにした

だってさっきのまだ 怒ってるもん.

瑠宇

はぁ...

溜息をつきながらも トイレの個室へ入る

みんなにお腹痛いのかと 思われちゃうことも今は どうでも良く感じ, ポケットからスマートフォンを 取り出す

そこには1件のメッセージ.

瑠宇くん ! 今日僕と帰らない ?

瑠宇

またこの人....

最近変な人からメッセージがくる

変な人と行ってもここの学校の人 らしいんだけど, まだその人を見たことがない, それになぜ自分のことを 知っているのか 不思議でしょうがない

瑠宇

...,

もちろんメッセージは 既読無視

そのままポケットに スマートフォンをしまうと 個室を出た

これからのことを 気にしもせず.

授業もボーッとしていると あっという間に過ぎていき, お昼休みは隣のクラスにいる 七々も呼び廊下で談笑

梨衣

で瑠宇ちゃん尻もち
ついたんだよw

七々

ぇwwww

瑠宇

もう,梨衣が
手離すからじゃん!

とまたもや今朝の出来事を 掘り起こされる

もうみんなに見られたんだから これ以上いーじゃん.

そんな感じで3人の 笑い声を廊下に響かせながら 話をしている時だった

詩流

何しとん?

瑠宇

ぅわッ!?

背後から聞こえた声に 驚き,こえをあげる

詩流

そんな驚かんくてもいーやんww

七々

詩流くん!

梨衣

な、なんだ...詩流か...

詩流

おま,...それはそれで傷つくわ...

そう言い3人の笑いを 引き起こしてくれたこの人は 詩流くん(七々くんと恋人!)

詩流

で、ぁ..七ーくん、

七々

なぁに?

詩流

今日一緒に帰ろ

その詩流のことばに 七々以外の2人が顔を見合わせる

そして吹き出す()

瑠宇

ぇ、それだけですか?w

梨衣

なに,w
詩流くんちょっとかわいwww

詩流

なんやねん!w

詩流

俺七ーくんと帰りたいねんww

と、つっこんでくるものの, 詩流も笑っている

七々

wwまぁまぁ、w

七々

そーゆーとこも詩流くんの
魅力だしねww

サラッと相手が喜ぶようなことを 言える七々も凄いと思う

ぁ,あと~...と言い出した詩流が ゆっくりこちらを向く

詩流

瑠宇ちゃん,

瑠宇

ぇ、なんですか..

この雰囲気絶対 面倒くさいやつじゃん__.

七々

ぉ!瑠宇ちゃん~!!

きたきた~とかわいい笑みを 浮かべながら手を 振ってくれる七々と その隣で詩流がもう1人の生徒と 話している

瑠宇

すいませんっ!

瑠宇

生徒会思った以上に長引いて...

瑠宇は生徒会に入っているため, 七々達に待ってもらっていた

そんな瑠宇に 大丈夫,お疲れ様ーと 励ましてくれる七々の言葉に 胸が暖かくなった気がした

七々

で、詩流くん.

詩流

ぁ~.せやな

アイコンタクトを取って 察したのか詩流が ゴホンと咳払いをする

詩流

瑠宇ちゃん最近迷惑メール
みたいなの届いてたやろ?

瑠宇

んあ~...

瑠宇

まぁ,

詩流

あれな...,

詩流

こいつなんよ.

瑠宇

...は?

頭が追いつかず, 反応に遅れる

詩流がこいつなんよ と 指さしたのは,隣の青髪の生徒

と,次の瞬間青髪の生徒と 目が合う

やっぱり...,

瑠宇

ぇ...?

七々

ぁ~あ...

七々の反応に嫌な予感がし始めた

やっぱり瑠宇くんだ...!!

そう言い出したと思えば, 瑠宇の手を掴みじぶんのてと 一緒に手を合わせる

瑠宇

は、はぁ,?

瑠宇

で,どなで

馴れ馴れしい相手に 引き気味に聞けばニコッと 笑顔を見せてきた

瑚緑. 瑚緑ちゃんとかでいーよ!

瑚緑

僕も瑠宇くんのこと
瑠宇ちゃんって呼びたい!!

なんなんだこの人は. 恐ろしいほど次から次へと話を 広げてくる.

瑠宇

ぃゃ...あの,,

七々

瑚ー緑.

と,困っている瑠宇を 助けるかのように瑚緑に ストップをかける

七々

詩流くんも...!!

七々

瑚緑ちゃんのことちゃんと見て!

まるで3歳児の面倒を見る 母親かのように,それぞれ 指示を降す七々

詩流

ぁ、すまん..!

詩流

瑚緑!お前まず謝らんのか、!

と瑚緑に謝るよう促す

瑚緑

ん?

が、瑚緑は分かってないようで 不思議そうに首を傾げる

詩流

メッセージ!

瑠宇

ぁあ!

瑠宇

そーですよ!なんなんですか!

瑠宇

てか、なんで僕の番号
知ってるんですか?!

と,散々のメールへの愚痴が 溢れ出す

瑚緑

ぇえ...ごめんね?

瑚緑

でも番号は詩ェ..

となにかを言おうとした瑚緑の口を 何故か詩流が塞ぐ

瑠宇

...?

瑠宇

詩流くん邪魔しないで??

素直に詩流に言うと 何故か焦りながら言葉をにごらす

瑠宇

...,

七々

詩流くん.素直に言ったら罪は
軽くなるよ.

七々の背後に燃え上がるかのように 怒っているオーラが見えたのは 気づいてこないことにしよう.

詩流

すまん,それは俺やわ....

瑠宇

...は?

本日二回目の は? が出た

七々

なんで教えた?

瑠宇

...,

七々の圧にこちらも押され, 加算してそーだそーだとも 言えず、黙り込む

詩流

いや...瑚緑がかわいい子
俺の友達でいるやろって言われて...

瑠宇

で、僕?

申し訳なさといたたまれない 様に頷く

瑚緑

ぃゃ、でも僕的には得しt..

と,とんでもないことを言おうとした 瑚緑の口をまたもや詩流が塞ぐ

七々

はぁ...詩流くん。

七々も,怒りを通り過ぎ呆れに 変わっている

詩流

すまん...瑠宇ちゃん..

瑠宇

もういーですよ..

まだ許しきれない感があったので 嫌味っぽく, どうせもう過ぎたことだし...と 言ってやる

七々

...はい!もうこの雰囲気は
終わりねっ!!

少しどんよりとした雰囲気を 崩すかのように七々が そう言い,手をパチンと叩く

瑚緑

...じゃ,4人で帰ろ

瑠宇

え?

詩流

俺,七ーくんと帰るって言っとってん

と,見せつけるかのように 七々の肩に腕を回す

が、それをサラッと 無かったかのように避ける七々

七々

いーよ!たまには4人で!

詩流

ぇ?七ーくん?

悲しそうに七々を見つめる詩流に 七々が2人でしか分からないように ね とニコッと微笑む

詩流

...明日は2人きりな...?

七々

もちろん笑

そんなイチャつきを 見せつけられながら こちらに向けられている視線に 気づいて居ないふりをする

瑠宇

...

瑚緑

......

なんなんです?! ずっと見てくるもんだから, 怖いんですけど!

と、心の中で文句を言っていれば_

瑚緑

...瑠宇くん

瑠宇

は、はい...?

瑚緑

...メッセージの件はごめんね

瑚緑

僕瑠宇くんに一目惚れしたんだけど
度が過ぎたよね...

申し訳なさそうに眉を下げ 俯いてしまった瑚緑に 何故か罪悪感が湧き もう怒ってないのでと 頭をあげさせる

七々

...仲直りできた...?

心配そうに瑠宇と瑚緑を 交互に見る

瑠宇

ぁ、うん.

瑚緑

よかった...

瑠宇

......

何故だろうか, 少しばかりこの人と友達に なってみたいと思ってしまった

あの後から度々こちらのクラスに 遊びに来る瑚緑

梨衣

へぇ...君が...

瑚緑

ごめんって謝ったから!

瑠宇

...笑

梨衣

散々瑠宇ちゃん迷惑
かけたんもんねえ?

どうやら梨衣は御立腹なようで 目を細め瑚緑を睨んでいる

瑠宇

あ〜ぁぁ,...笑

瑠宇

もいよいよ,梨衣

こんなピリピリしている 梨衣を見たのは,僕の事を 裏で悪口を言われてた時以来で 正直びっくりしてしまった

梨衣

...もう.. 瑠宇ちゃんは
甘いんだって!

と肩を掴まれ前後に 揺さぶられる

瑚緑

...ん〜でその...
ちびくん名前は?

その言葉にこの周りの空気が 凍り始めた気がした

梨衣

今なんだって?笑

瑚緑

だから..ちb

瑠宇

わぁー,もう瑚緑くんと
戻んないとじゃん

瑚緑

え?

同様している瑚緑の様子も 気にせず,瑚緑の肩を イライラを抑えるかのように 強く掴み廊下まで連れていく

瑠宇

はーい、さよなら~!

そう言い教室のドアを 勢いよく閉めた

梨衣

...ねぇ、俺さっきなんて
言われたかな?

瑠宇

だ、大丈夫だって、
僕とそんな変わんないじゃん
身長なんて ...あ。

出してしまったその単語に もう後戻りは出来ないなの悟る

梨衣

...

瑠宇


ちょっと泣かないでよ!

梨衣

だって今言ったぁ...!!

と,瑠宇をポコポコしながら だばー と涙を流す梨衣を 励ます

瑠宇

もぉ...そーゆーとこ
アレなんだから...

とか言いつつもやはり 親友はかわいいやつだと思った 瑠宇であった

ガラガラ とドアの雑音を 耳に入れながら, 教室へはいる

よ、

瑚緑

そう隣のヤツに適当に返事をし 椅子にどカッと座る

で、どーだったんだよ

瑚緑

簡単そうだよw

言うねぇ...

と大人が語るかのように 呆れながらも笑う

ま、俺もそろそろ
あいつに会いたいわ.

幼なじみだしな と 軽く笑う奴に 遠恋中の彼氏かとツッコミを入れる

で、お前はどーすんだよ

その言葉に瑚緑が 目を細め, もちろんと頷く

瑚緑

...今度こそ堕とすから...笑

そう言い不敵に笑った彼を まだ誰も知らないだろう

ちょっとシチュどゆこと()w

あと凄い長いし これ以上書いたら読む方も大変だと思うので,切らしていただきます

はい

最近ほんとに投稿出来んくて すいません!

家帰ってきて勉強したら スマホいじる時間なくて😢 土日も投稿できる日と出来ない日 で分かれそうです...

その時は両立できねんだな と 思って待ってくだされば 嬉しいです😢

それではまたー

この作品はいかがでしたか?

632

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚