夢小説注意
俺は小さい頃から◯◯と一緒だった。
「いつか結婚しようね!」
小さい時、遊び心でよく言う言葉。
四つ葉のクローバーの指輪を作って。
キラキラと笑う◯◯の笑顔に
いつからか、見惚れていた。
薄暗い部屋で
ひとりぼーっと考え事をしていると
竜胆
…に…。
竜胆
兄貴!
蘭
り、りんどう
蘭
びっくりするなぁ、そんな大声で呼ぶなよ~
竜胆
兄ちゃんがぼーっとしてんのが悪い。
竜胆
また考え事?
蘭
…そうだな、ちょっと考え事してた
竜胆
◯◯のことか?
蘭
うん
蘭
また会いたいなあって思ってさ
すると竜胆ははぁ。とため息をつき
蘭
なーに。ため息なんてついて
竜胆
会いたいなら会いたいって言えばいいじゃん
竜胆
いっつも◯◯の彼氏にあんなことしてんだからさ。
竜胆
もうそろそろ、◯◯も勘づいて来る頃じゃないのか?
蘭
あー
蘭
まぁ、そうだね
蘭
明日、呑みにでも誘おうかな
すると竜胆はこっちをじーっと見つめる
蘭
あーはいはいw
蘭
竜胆も一緒な
竜胆
よっしゃ
俺は今でも◯◯のことが好きだ。
だから、彼氏ができた。と聞いた時は心底驚いた。
相手も相手だった。
同じ仕事をしている
''三途春千夜''
なんであんなやつが良くて俺がダメなんだ?
それを聞いてから、俺は
◯◯を早く自分のものにしないと。 そう思った。
だから俺は
今、◯◯と三途を別れさせようと動いている。
仕事に行く準備をする。
自分には必要のない ''女物の香水''を持って。