マグナ
おはよう!!

みんな
……

マグナ
?みんな?

ラック
よく普通に出来るね。mob美にあんなことしといて。

マグナ
えっ?

マグナ
なんのことだ?

アスタ
惚けるんすか?

バネッサ
あんた最低ね。mob美あたし達の部屋に来て泣き付いてきたのよ?
『マグナに無理やり犯された』
って。

mob美
いいんです、皆さん。
きっとマグナさんも反省してくれてますし。今謝ってくれるなら許しますからそんなに言わないであげてください。

ノエル
でもっマグナはあんたを傷付けたのよ?

ゾラ
mob美は優しいな。

ヤミ
こんな奴の事許さなくていいんだぞ?

マグナ
ちょっと待ってくださいよヤミさん!なんのことですか!

マグナ
俺ほんとにしr

ラック
五月蝿いよ

バネッサ
何で素直に謝れないわけ?

アスタ
見損ないました

mob美
私ッあんなことされたのに誤魔化すんですか……ッ?ヒクッ……

みんな
大丈夫だ!mob美は悪くない。

ラック
あいつが全部悪いんだよ

ノエル
ほんっとに最低

アスタ
さっさと出てけよ糞野郎

マグナ
そんな……

マグナ
ヤミさん!

ヤミ
アスタの言う通りだ。
今すぐローブを捨てて出ていけ、黒の暴牛の恥さらしめ。

マグナ
ッ……

マグナ
でも……本当にやってない!

ラック
じゃあさ皆でリンチするのはどう?

アスタ
いいッスねそれ!

バネッサ
良いサンドバッグがあってよかったわ

ヤミ
早く殺ろうぜwww

ゾラ
いいストレス発散だなw

ノエル
前から目障りだったのよあんた

mob美
チラッ…… ニヤ

マグナ
!?!

ヤミ
おらっ!

アスタ
まだまだですよ?

マグナ
(止めて)

mob美が来た頃から
段々ハブられるようになった
雑用も押し付けられたし嫌がらせもあったけど
皆が大好きだったから
全部我慢した
なのに……
マグナ
ッ!!!!

マグナ
もう嫌だ

マグナ
やべぇ……出血でフラフラする

マグナ
バタッ………………

???
ガルルルル……

???
『起きろ……負けるな……マグナ……』

マグナ
……?
(誰の声だ?)

マグナ
わ……悪い…な……今ッ立てねぇんだ……

???
ガルルルル……
『ならば良く休むが良い。我輩は此処で待つ』

マグナ
あぁ。有り難う……

マグナ
パチッ

マグナ

マグナ
そう言えば逃げてきたんだったな……

???
『やっと起きたか』

マグナ
お前……あの時の

サラマンダー
『我輩はサラマンダー。丁度倒れたお前を見かけてな。何があったのだ?この様な所までそのような姿で。』

マグナ
実は……

俺はあったことを話した
けど信じてもらえるとは思ってなかったから
サラマンダー
『そうか……それは辛かったな。
良くここまで一人で逃げてきた。頑張ったな』

マグナ
信じてくれるのか……?
魔力もなくて才能もないようなこんな俺を……?

サラマンダー
『当たり前だろう。お前のような善人があの様な事をするはずがあるまい』

マグナ
ッ……!!!

サラマンダー
『泣きたいときは泣け。我輩が全て受け止めてやろう』

マグナ
ヒクッ……う″あ″あ″あ″あっ″っ″っ″っ″″″″!!

サラマンダーはとても暖かくて声を出して泣いてしまった。大きな翼で優しく包んで撫でてくれた。
マグナ
ムニャムニャ……(゜ロ゜)!!

サラマンダー
起きたか。

マグナ
あぁ。おはよう。
……昨日は悪かったな…泣いたりして……

マグナ
迷惑かけたしもういくよ!じゃあなサラマンダー。

サラマンダー
『待たんか。何故我輩を置いていこうとしておる?共に行くに決まっておろうが』

マグナ
ハイッ!?!てめぇなに言ってんだっ?!?

マグナ
それにこれ以上迷惑かけらr

サラマンダー
『迷惑なわけあるかたわけ』

サラマンダー
『我輩はお主を守ると決めたのだ。離してなるものか』

サラマンダー
『それにやっと手に入れたのだ。ボソッ』

マグナ
そうか……有り難うサラマンダー!!
