○○
竜胆くん、ちょっといいかな…
竜胆
なに?お前と話すことなんて
ないんだけど
ないんだけど
○○
ごめん、少しだけだから…
竜胆
…分かった、で?なに
○○
私達はこの街できっともう一度
○○
やり直すことが許されてる、
竜胆
許されるわけねぇだろ、
○○
眩しくて
○○
優しくて
○○
普通の暮らし
竜胆
普通の暮らし、俺らには
出来なかったな。
出来なかったな。
○○
幸せが溢れてる。
竜胆
そうなら良かったのにな
○○
天国へ落ちていく、
竜胆
は?
○○
垂直落下、
竜胆
何言って…お前まさか自殺しようとか考えてねぇよな?
○○
スカートひらりと真っ逆さま。
竜胆
おい、そこから動くな。今向かってるから動くなよ
○○
君だけが光だよ、
竜胆
俺もだから、そこから動くな
○○
今までずっと居てくれてありがとう。
竜胆
なんでだよ…
竜胆
遅かったなぁ…なんで、なんで別れたんだろうなぁ…なぁ、いつもみたいに
"りんちゃ〜ん!"って呼んで
俺の所来いよ…なぁ…
"りんちゃ〜ん!"って呼んで
俺の所来いよ…なぁ…
竜胆
○○…○○
竜胆
ごめん、ごめんな○○…
竜胆
今も昔も○○のことが大好きだ、
○○
私もだよ、
竜胆
○○!?
竜胆
…そんな訳ない…か、
竜胆
せめて、せめて安らかに
眠ってください、
眠ってください、






