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屋敷裏の庭
朝露に濡れた芝生の上で、斧を担いだユタが欠伸をしていた
ユタ
ユタ
マリア
マリア
マリアはいつもの微笑みを崩さず、小型の刃を指先で弄ぶ
そこへ、全身黒装束の刺客が3人塀を越えて飛び込んできた
マリア
マリアの瞳が細められる
ユタ
ユタは大斧を肩から降ろし、構えた
刺客の一人がユタに切りかかる
ユタ
ユタの斧が一閃し、芝生に衝撃波が走る 地面が割れ、刺客が吹き飛んだ
一方でマリアは優雅な所作のまま、袖から針を投げる
マリア
毒針が刺客の首に命中し、そのまま動かなくなった
ユタ
マリア
マリア
2人は軽口を交わしながら、次々に襲いかかる敵を片付けていく
最後の一人が恐怖に駆られて逃げ出そうとした瞬間、マリアが微笑んだままユタに指示を飛ばす
マリア
ユタ
斧が大きく振り下ろされ、逃げようとした刺客はその場に沈んだ
静寂が戻る
マリアはハンカチで手を拭きながら、ユタの方を向く
マリア
ユタ
いつも通り互いに怪我がないことを確認し、ユタが頭を掻いて笑う
ユタ
マリア
マリア
ユタ
マリア
マリアの冷ややかな返事に、ユタは悲痛な叫びを上げるのであった
レーヴェン邸の地下、冷たい石造りの拷問室
鉄の器具や鎖が並ぶその空間に、不思議なほど優雅な香りが漂っていた
マイヤは白手袋を整え、紅茶を注ぎながら囁く
マイヤ
マイヤ
鎖に繋がれた捕虜は顔を真っ青にして震えていた
捕虜
マイヤは静かに眼帯を直し、微笑すら浮かべる
マイヤ
マイヤ
スプーンでカップをくるくると回す音だけが響く
その時、扉が軽やかに開いた
ユタ
マイヤ
マイヤ
ユタ
マイヤ
マイヤ
ヴァーグは捕虜の前にカップを置き、にっこりと微笑んだ
マイヤ
リスル
突然リスルが扉を蹴り開けて乱入
小瓶をいくつか机に投げ、悪戯っぽく笑う
リスル
リスル
マイヤ
ヴァーグは深い溜息をつきつつ、捕虜に視線を戻す。
マイヤ
マイヤ
マイヤ
マイヤ
捕虜は耐えきれず、がたがた震えながら全てを白状した
マイヤは静かに頷き、紅茶を啜る
マイヤ
口調やセリフ等解釈違いがあれば、どんどん教えて下さい🙇♀️ まだまだ参加募集中なので、参加お願いします!
♡×20 次回⇨執事&メイド事情or日常 励みになるのでお願い致します
コメント
1件
うわはぁ、かっこいい、✨