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おいおいみんな嘘だろ、

3日間朝から晩まで練習して
(昨日と今日は9時に家を出て10時からレッスンして帰ってきたの22時)

2日間発表会があるって笑えねぇぜ

私の体力終わるぞ

その、まずなんの発表会なんだよって話なんですけどね?

私ミュージカルの基礎の腹式呼吸やらなんやら、まあざっくり言うと歌とジャズダンスと演技を学べるところに通ってるんですけど

そこの夏の発表会の事なんですけど

まあその歌を教えてくれる先生が劇団四季に入団していて劇団四季と言えばって感じのやつのあれを演じていた人なんですよ(これ言うと多分身バレしかける)

まあ、かなりすごい方ってことだけ分かってもらえれば大丈夫です。

んで今回そこでやるのが

ウエスト・サイド・ストーリー

っていう海外のやつで、あらすじを説明すると、マリアとトニーっていう2人のラブストーリーなんですけど、その2人がロミジュリみたいな感じで結ばれてはいけない関係なんですよ

そのやつを全部日本語訳して歌うって踊って演じるって感じなんですけど

私の役がアニタっていうマリアのお兄ちゃんのベルナルド(ジェット団とシャーク団っていう2つのグループが対立している話でシャーク団のリーダー)の彼女役なんですけど

まあ、めちゃくちゃ重要な役でして多分重要な役トップ5には入るっていう感じなんですけど

うん…ラストの歌全然覚えてない()

いや、でもしょうがないでしょ

昨日音取りしろって言われて

今日歌えよ?

安定にみんなの音に合わせて全然わかんないままやったよね

私は悪くない()

いや、もう愚痴るだけで終わりそうなんで早く進めます

それではLET'S GO!!

莉犬

あの時はごめん…。

莉犬

俺がどんだけ言っても信じられないと思うけど、説明するね。

莉犬

あれは、ちょうど

莉犬

皆でエメラルド団を倒そうと住処に潜り込んだ時だった。

莉犬

本来のエメラルド団はあの時の俺らでも倒せるぐらいの戦力しか無かった、

はずだった。

ポップ

…は?どういう、!

莉犬

バルハラが関わっていたんだよ。

ポップ

……嘘だ、

莉犬

本当だよ。

莉犬

俺だって信じたくなかった、

莉犬

でも俺がOKの合図を出した瞬間、

莉犬

急に鳥籠の中に閉じ込められて能力が使えなくなったんだ

ポップ

でもそれだけでどうしてバルハラって、

莉犬

言われたんだよ。

ポップ

え?

莉犬

俺がバルハラに入ったら他の仲間は助けてやるって

ポップ

じゃあ、

莉犬

うん。俺は鳥籠に入ってるせいで瞬間移動もろくに使えないから承諾したんだ

莉犬

でも、助けてやるって言ってもあいつらは殺しはしないって意味だったらしいけどね

ポップ

だから、俺らがやられたあと逃げれたのか…?

ポップ

それじゃあ、俺たちはなんにも知らずにお前を…っ、

莉犬

しょうがないよ、だってその後は会話さえも許されなかったんだから

ポップ

でもっ!!

莉犬

でも、ポップにだけでも弁解出来て良かった、

莉犬

俺怖かったんだ。

莉犬

もしもずっと弁解出来ずに恨まれ続けたらって、

莉犬

そのせいで、今日君達が相手だって気づいてトドメが刺せないかもしれなくて不安だったんだ。

莉犬

でも、これで心置き無く戦える。

莉犬

ポップには悪いけど、俺はもう君達とじゃなくStrawberry Princeと仲間だから、

莉犬

キャンディーとも戦うよ

ポップ

そうか…

ポップ

分かった、

ポップ

姉さんを頼んだよ、莉犬。

ポップ

でも、気をつけてね

ポップ

姉さんはきっと莉犬を人質にすると思うから。

莉犬

生贄交換…か。

ポップ

うん。姉さんったら多分今頃暴走しちゃってると思う。

ポップ

僕が行ったら余計に火に油を注いじゃうから、

莉犬

分かった。ポップの分まで、頑張るね

ポップ

ありがとう。

ポップ

じゃあね。

莉犬

うん!

莉犬

るぅちゃん、ころちゃんをここに連れてきたら

莉犬

ボス戦と行こうか。

るぅと

はぁ。いろいろツッコミたいところはありますけど、それは後に置いときますか。

るぅと

相手が莉犬の元仲間だとしても手加減はしませんからね

莉犬

そのつもりでいいよ。キャンディーが暴走したら、すんごい力になるから…

莉犬

ほんっと、ここと戦うのが俺らでよかったよ

莉犬

きっとNIGHTが暴走したキャンディーの相手をしたらほとんどの部隊が壊滅するだろうから

莉犬

犠牲を0にするなんて俺らぐらいしか出来ないし

るぅと

あ、その事なんですけど生贄交換ってなんですか?

莉犬

生贄交換は自分の仲間を5人生贄に出したら敵の1人と交換できるの

莉犬

で、俺らの中の誰かが交換されたら仲間を助けるために自分の命と交換しないといけないわけ

るぅと

それって、つまり5人差し出せば1人は必ず潰せるってことじゃないですか、

るぅと

どこが楽勝なんです……

莉犬

そう、一見強さ関係なく相手を倒すことの出来るハイリスクハイリターンな能力。

莉犬

でもこの生贄交換には裏がある。

るぅと

裏……?

莉犬

突破口は2つある。

莉犬

1つは、交換されたら身動きを封じることしか出来ないって訳

るぅと

じゃあ絶対ってことじゃないんですか?

莉犬

そう、つまり別に交換しなくてもキャンディーを潰すことさえ出来れば能力は途中で効力が切れ、

るぅと

人質を助けることが出来る……

るぅと

……まさかとは思いますけど、

るぅと

2つ目の策は人質を取られる前に決着を付けるなんてことありませんよね、

莉犬

凄いよるぅちゃん!大正解!

るぅと

全く、莉犬の頭の弱さには呆れます……

るぅと

ほとんど無策で挑むもんじゃないですか、

莉犬

でも俺の能力とさとみくんの能力があれば出来るよ?

莉犬

だから言ったんじゃん!

莉犬

''俺らでよかった''って

るぅと

そうですね、

るぅと

Prince達は非現実的なことを可能にしてしまいますから、これもまたその1つなんでしょう、

るぅと

分かりました。

るぅと

この馬鹿みたいな策略に掛けることにします

莉犬

よし!じゃあそうと決まればすぐ移動だ!!

莉犬

ちゃんと掴まってね!

るぅと

言われなくてもわかってます

シュンッ

莉犬

ただいま!

ななもり

あ、莉犬くん!!

ななもり

遅かったから心配したんだよ?

莉犬

あー。色々あって遅くなっちゃったんだ。それと、いきなりボス戦みたいになるけどごめんね!

ななもり

大丈夫。それじゃあるぅとくん、みんなの位置説明よろしく

るぅと

はい。

るぅと

まず、ジェルくんがころちゃんと一緒に行動してもらいます。

るぅと

あ、でもころちゃんの力で進まないといけないので本当に危ない時しか手を出しちゃいけませんよ?

ジェル

それぐらい俺やって分かるわ!

るぅと

ごめんなさい、単細胞なので1から説明しないといけないと思いまして…

ころん

(単細胞…)

ななもり

それで、俺は?

るぅと

なーくんはここでお留守番と見張りをしといてください

ななもり

うん、分かった

るぅと

それと、莉犬とさとみくんはボスと戦ってください

さとみ

了解

るぅと

そして、僕は2人のサポートをしますが、もし2人が失敗して生贄と交換させられるようなことがありましたら僕が生贄になります。

ころん

じゃあ、僕は入口の弱い人たちを倒し続ければいいかな

るぅと

そういうことです

ころん

うん、分かった。頑張るね!

莉犬

じゃあ、一気に行くから掴まってね

シュンッ

莉犬

ころちゃん、ジェルくん

莉犬

ここからずっと真っ直ぐに進んでいけば俺達のいる場所まで来れるから、待ってるよ

ころん

うん!

ジェル

じゃあ、莉犬達も怪我せんようにな

さとみ

俺がいるから怪我なんて絶対にしねぇよ

ジェル

じゃあ怪我するに1万

さとみ

おお〜、今日はやけに太っ腹だな

さとみ

その賭け乗った

莉犬

はいはい、そういうのはあとにして

莉犬

早くボスのところまで行くよ!

莉犬

じゃあ、また後で!

シュンッ

るぅと

本当にここであってるんですか?

莉犬

うん。確かにボスのいる部屋はここの近くで間違えないと思うよ

るぅと

でも、この部屋……

莉犬

うん。るぅちゃんの光を使っても何にも前が見えない

るぅと

もしかして、ここはもう敵の支配空間ってことですか…?

さとみ

いや、それはないと思うぞ

さとみ

このまま歩いていたらボスとご対面出来るからな

莉犬

……殺気?

さとみ

あぁ、かなり狂ってないとここまでビリビリと感じない、

さとみ

ほんとにヤバいやつなんだな…

るぅと

(どんなにさとみくんが索敵能力に長けていたとしても相当な相手じゃないとビリビリなんて表現使わない、)

るぅと

(これは一気にカタをつけないと、時間が経てば経つほど僕たちが不利になっていきますね……。)

莉犬

じゃあ、るぅちゃんを敵と距離をとった所に送った後すぐにさとみくんと俺は敵の間合いに入り込むから、そこで蹴りをつけてね。

さとみ

あぁ。大丈夫、すぐ終わる

莉犬

じゃあ作戦決行。

シュンッ

ころんside

ころん

ねぇ、ジェルくん

ジェル

ん?

ころん

僕コピーじゃなくて誘惑の方がまだイメージついてないから、もしもジェルくんにまでフェロモンがいったらごめんね

ジェル

大丈夫やって!

ジェル

それに俺結構遠くから見守っとるし!

ころん

うん。じゃあ行こう!

部下

お前達!侵入者だな?

誘惑の能力を一点集中、

部下

おい聞いているのか!

この人だけに向けて…

ころん

ふぅ、

テンプテーション

~マリオネット~

部下

おい!!聞いて…ドクンッ

ころん

僕に敵意を向く人を倒して

部下

はい……

ジェル

(これは…、ほんとに使い方によっては絶対服従と同じようなことも出来るってことやな、)

ころん

ジェルくん!出来たよ!!

ころん

僕ちゃんと狙いを定めて操ることが出来た!!

ジェル

そうやな〜

ジェル

でも、なーくんみたいになりたかったら1人だけじゃなく大勢に同じ容量のことをせんとあかんで〜

ころん

はぁ!?

ころん

僕1人操るだけでもこんなに疲れたのに!?

ジェル

そりゃ、ころんはまだ能力が発動したばっかやもんw

ジェル

言ってたやろ?なーくんは極道の家に生まれたって

ころん

あ〜、あのおおきな御屋敷の

ジェル

そう。そして極道にはなーくんの能力はうってつけやと思わん?

ころん

あ、確かに!!

ジェル

つまり、なーくんは能力が発動したすぐの子供の頃から戦場に立たされて戦っとったんよ

ころん

えっ…

ジェル

だから今ではこんなに強くなった。

ジェル

まあ、それがいい経験だったのか悪い過去だったのかは本人にしか分からんけどな

ころん

……

ころん

ジェルくんは…?

ころん

皆もそんな思いを怖い世界め生きてきたの……?

ジェル

それはな……

ころん

うん……ゴクンッ

ジェル

内緒やで!

ころん

え?

ジェル

ころちゃんがこの話を聞いたらきっと漏らしてまうから、また時期が来たら話すで〜

ジェル

時期が来たら

ころん

えぇぇぇぇ、

ジェル

ほーら!行った行った!!

ジェル

まだまだ敵はぎょうさんおるで〜!

ジェル

……

ジェル

時期が来たら…か。

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