テラーノベル
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奏がいなくなった空間。彼女のヘッドホンや、食べかけのカップ麺の容器だけが残された休憩所で、絵名の叫びが響く
絵名
類
絵名は類に怒りを顕にする。類は言い返せず俯くことしかできなかった
まふゆ
まふゆは怯える眼で絵名を見上げる
絵名
まふゆ
幼児化したまふゆは、かつての「理解者」である絵名から向けられる殺気に、本能的な恐怖を感じる
しゃくりあげながら後退りするまふゆ。彼女にとって、絵名はもう「大好きな絵を描くお姉ちゃん」ではなく、自分を脅かす「怪物」に見えている
愛莉
愛莉はまふゆを背中に隠し、毅然とした態度で絵名の前に立ちふさがる。愛莉自身も親友を失いかけた恐怖があるからこそ、今の絵名の暴走を「誰かを傷つけていい理由」にはさせない
雫
雫はそっと愛莉の肩を持つ
雫
苦い顔をして雫は俯く
雫は気付いていた。絵名が一番責めているのは類でもまふゆでもなく自分自身だということに
絵名
このままでは絵名が「取り返しのつかない言葉」を放ってしまうと察した瑞希が、強引に彼女の手を引く
瑞希
いつもの軽薄な笑顔を作りながらも、その瞳は全く笑っていない。瑞希もまた、奏を失ったショックを抱えているが、今は「壊れそうな絵名」を繋ぎ止めることに全力を注ぐ
暴れる絵名を半ば抱き抱えるようにして、休憩所の外へ。背後で響くまふゆの泣き声と、重苦しい沈黙を置き去りにして、二人は夕暮れの遊園地へと消えていく
穂波
瑞希
瑞希は絵名の腕についていた赤い筋を見る
瑞希
絵名
瑞希
絵名
絵名
絵名は縋るように瑞希を見上げる
瑞希
瑞希は努めて明るくする。ほんの少し空気が和らいだ
そんな中、空気を壊すように目の前にフリーフォールのアトラクションが現れた
瑞希
カエルタマゴ
うじゃうじゃとカエルタマゴが現れる
カエルタマゴ
絵名
瑞希
瑞希
瑞希
絵名
瑞希
瑞希は絵名を抱えて休憩所に戻る。
瑞希
休憩所に戻った瑞希はブロックアンサーについて類達に説明する
杏
瑞希
いつもの軽快な口調で有りながらその瞳には必死さを隠していた
瑞希
杏
杏
瑞希
志歩
穂波
冬弥
杏
冬弥
こはね
類
遥
参加メンバーを決めてブロックアンサーに向かう
瑞希
絵名
瑞希
振り返らずに手を振る瑞希。その瞳には、楽しさなど微塵もない
瑞希
ステージは、雲に届きそうなほど高い場所に設置された巨大な可動式ブロック。 足元はシースルーの強化ガラスで、遥か下の地面が豆粒のように見える。風の音が「ヒョオォォ」と不気味に鳴り、ブロックが動くたびに「ガコン、ガコン」と心臓に響く振動が伝わる
カエルタマゴ
カエルタマゴ
瑞希
杏
カエルタマゴ
こはね
冬弥
カエルタマゴ
穂波
志歩
カエルタマゴ
遥
類
カエルタマゴ
明るい音楽と共にクイズショウが始まった
コメント
1件
うわあ、第5話、めちゃくちゃ重かったですね……。絵名の慟哭とまふゆちゃんの怯えた泣き声が耳に残って、読んでるこっちまで息苦しくなりました。でも、そんな崩れかけの絵名を瑞希が懸命に繋ぎ止めるシーンは胸が熱くなりましたね。「一人で行かせるわけないでしょ」って杏が言ったときは、ほんと仲間っていいなって思いました。ブロックアンサーのルールがまたスリリングで、みんなが誰かのために必死になってるの、ちゃんと伝わってきます。この先どうなるか、続きが気になって仕方ないです!