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ストーカー

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ストーカー

1 - ストーカー

♥

49

2021年07月31日

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はいどうも桃と言います

ちょっと偏差値の高い大学に通っている

だがここは県立校

まぁそこら辺にある中学だ

そこら辺と言っても受験が必要

まぁまぁ偏差値が高い

まぁ本題に移る

何故大学生の俺が中学校に来ているかと言うと

俺のあの子を見守る為だ

ずっと見守っているのだが

見守っているのを伝えると泣いて嫌がった程恥ずかしがり屋だ

心底嫌がっているような様子だったが

あの子は演技が上手いからな

きっと構って欲しいが為の演技だろう

下校時刻な為そろそろ出て来るだろう

うん

何時も通りの時間で出て来た

少し顔が青い…

心配だな…

俺は少し離れた所で見守っていると

会話が聞こえてきた

大丈夫?

顔真っ青だよ?

えっと…

最近悪質の手紙がよく届いて来まして…

悪質な手紙?

はい…

悪質な手紙…

確かに変な手紙がポストに入ってたな

少しこの件について考えるか

嫌だったら言わなくてもいいけど…

内容は?

内容が…

えっと…

ゆっくりで良いよ?

あれどうしたの?

黄くん最近悪質な手紙が届くんだって

悪質な?

えっと…

今日の手紙の内容が……

君のめちゃくちゃになった表情が見たい…

俺の棒で君の穴にずほずほ入れて快楽漬けにしたい…

早く俺の物にならないかな…

最近一人になってくれないから二人っきりになれいよ…

俺の黄、俺だけの黄…

待って黄ちゃんもう大丈夫…

えっヤバ…

黄ちゃん大丈夫…

じゃないか……

はい…

そっか

なるほど

それに最近変な視線が…

家にいても視線がありまして…

起きるとなんか体がベトベトしますし…

えっそれって……

赤言わないであげて

そうだね…

あの

ん?

えっと…

一緒にいてもらっても良いですか?

一人だと怖いので…

俺は全然大丈夫!

寧ろ一人でいさせるのやだもん!

ごめん俺今日無理!

本当にごめん…!

いえ…

逆に僕の我儘ですので…

本当にごめんね…

赤は頑張ってね

力はあるから

確かに

んじゃ僕はそろそろ

はい…

それでは僕らも…

ずっと一緒だから平気だよ

ありがとうございます…

なんで彼奴と二人っきりになろうとすんだよ

はぁ…

ちょっと行動に出るか

青髪のは後でで良いか

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

っ……

赤が僕の手を優しく握ってくれた

大丈夫

大丈夫だから

赤っ…

何時もより視線が強いんですっ…

何時もより怖いんですっ…!

怖いですっ…

怖くて怖くてたまらない

最近は怖くて人が集まっている所にいるが

それでも恐怖が取れない…

ずっと見られて見られて

周りを見渡しても誰が視線を送っているか解らない

警察署に行ってもちゃんとした被害がないため行動に移せないらしい

親には心配をかけたくないから言えない

友達も心配してくれるがそれでも怖い

怖いよ…

黄ちゃん!!!

後ろ!!!!

赤が僕の後ろを強く睨みながら大声を出す

僕は後ろを振り向き

え…

誰か分からない人に

強く殴られ

意識が消えた

いっ…

僕が目を覚ますと見知らぬ場所にいた

部屋は薄暗く周りがよく見えない

怖い

けど我慢しないと

僕は今にでも泣き出しそうなのを我慢し

拘束されている手で辺りに何かないか探す

手探りで探していると

何か人肌らしいものが当たった

赤?

赤ですか!?

??

あ……?

この声は間違いないです

これは絶対に赤の声です

その事実に少し落ち着く事が出来た

黄ちゃん?

はいっ…

黄ですっ…

僕は色々な感情が溢れて涙が止まらない

それに気づいた赤は僕の涙を拭う

大丈夫

俺がいるからね

はいっ…!

赤は僕の手を強く握って

まずここから逃げよう

けどどうやって…

えっと…

??

やっほ〜お二人さん

赤の後方から人の声

おそらくボイスチェンジャーを使ってる

その犯人と思わしき人物はゆっくり近寄って来る

来ないで……

??

や〜だ

??

赤くん邪魔

いっ……

鈍器で殴った様な鈍い音がした

赤!!

大丈夫だからっ…

赤っ…

怖い怖い怖いっ怖い怖い怖い怖い怖い怖い

赤が傷付いてる僕のせいで殴られた僕のせいだ

どうしようどうしようどうしようどうしよう

僕がパニック状態になっていると

強く手を引っ張られ

黄ちゃん走って!!!!

!?

僕は赤につられて複雑な道を走った

その結果外に出る事が出来た

はぁっ…はぁっ……

んっ…ふぅっ……

息を整え赤の方を見ると

赤に赤黒い液体の跡があった

赤…

さっき殴られた時の…?

んっ…あ〜…

平気平気!

ほら元気だよ!

ぴょんぴょんと跳ね僕のを安心させようとする

僕のせいでごめんなさい…

大丈夫大丈夫!

守る為に俺が今いるんだし

そんなに心配しなくて大丈夫!

??

そうそう心配なんていらねぇよ

……

一瞬心臓が止まった様な感覚がした

え…

僕の後方から引きずる様な音と足音がなる

僕はゆっくり振り向くと

よっ

黄くん

俺がさっき半殺しにした青髪を引きずりながら近寄ると

黄は大粒の涙を流しながら赤髪の奴を庇う様な体制をとる

なにしてんの?

貴方ですか…

貴方が赤を殴って…

青ちゃんをこんな風にしたのは……!

ん?

なに?

悪い?

俺は青髪の奴を離し

黄に近ずき

っ……

思いっきり殴った

い"っ…

あ"ぁ"…

へ……

なにビビってんの

俺は此奴らに今用事があんだよ

俺が今殴ったのは赤髪の方だ

決して黄を庇った訳では無い

俺の意思で黄を殴らず赤髪の奴を殴った

赤っ…

大丈夫っ…

なにへばってんだよ

力あるんじゃないのかよ〜

ゲホッ…

咳き込み口から血を吐く

だっさ…

なんで…

なんでこんな事を……

あ?

そりゃあ簡単

お前を守る為だよ

僕を…?

あぁ

それに勘違いしてるだろ

お前を殴ってこんな場所に連れてきたの

この2人だぞ?

俺はその2人を見ながら言った

何言ってるんですか

そんなデタラメを信じるわけ…

じゃあ聞くが

なんでお前は拘束されてるのに

ソイツは拘束されてねぇんだよ

え…

黄は保おけた顔をし赤を見た

……

自分で外したんじゃないですか……?

はぁ…

じゃあ2つ目

なんであんな複雑な道を初見で逃げれてんだよ

複雑な道…

お前らが逃げてきたのはな?

随分と昔に作った迷路の廃墟

廃墟した理由は誰も抜け出す事が出来ない程難しい為

そんな所を初見で見破れるわけねぇだろ

……

たまたま合ってただけでは…

はぁ…

それに貴方の言っている事が確かか僕には解りません…

だから信じませんっ…

捨てられた子犬の様に怯えている黄

それが少し可愛いなと思いつつも

ポケットの中にあるスマホを手に取った

っ……

片目を閉じて怯える黄

スマホを取っただけだよ

俺は今朝撮った動画を画面に写し

スマホを黄に投げ飛ばした

っ…

動画?

中身見ろ

だが一旦こっちに来い

行かせない…

赤は俺を睨みながら黄を掴み

スマホを地面に叩きつけ

踏み潰した

それはもう自白しているようなもんだぞ?

うるせぇよ…

お前はさっさとどっか行けよ…

それは無理なお願いだね

ヅ……

あっおはよ

!?

そんなに怯えんなよ

自業自得だろ?

黙れ…

おい誰に口聞いてんだよ

っ……

とりあえず

俺は黄を抱き寄せた

離して…!

黄くん!

おっと危ない

赤は俺にナイフを持ち誘うとしてきたが

俺はそれを流すように躱した

赤…?

ほらちゃんと話聞けよ?

俺はニコッと笑いながら言うと

次に青が来た

来たと言っても大きめの石を投げつけて来た

まぁまぁの速度で頭にぶつかった

まぁわざとぶつかったのは意味の無さをわからせるため

と言っても中学生の腕力だ

多少血が流れる程度で済んだ

あっ…血が……

大丈夫

全く痛くないから

それより逃げるか

え…

まて!!!

俺は黄を抱っこし

この場所から離れた

もちろんあの二人を撒いてから

意外と抵抗しなかったな

……

俺は2人を撒いた後に廃墟に隠れた

質問良いですか……

良いよ?

貴方は僕と赤をあそこに閉じ込めましたか…?

閉じ込めも暴行もしてもないぞ

下を俯いているせいで顔は少ししか見れないが

声色で少し感情が読めた

では2つ目です…

何故青ちゃんをあんな状態まで追い込めたんですか……?

お前らがあの迷路を出た瞬間に痛めつけた

理由は保険

2人から黄を離すのに2対1は少し部が悪い

中学生でも大人に近ずいてるからな

それに男

多少の警戒は必要だろ?

それでは三つ目…

何故僕から赤と青を離そうとしたんですか?

そりゃああの2人が少し狂ってたからな

あの毎日送られてたキモイ手紙

あの2人が書いたものだよ

それに今回の騒動

赤と青が仕組んだ事だ

どういう事ですか…!

何故赤と青はそんな事を!?

声が大きい

っ……

赤と青がなんでこんな事をしたか

簡単な理由

あの2人はお前を異常に好いているからだ

2人が異常に…?

そうだ

何をしてでも手に入れたいと思ってるからこそ

今日こんな事が起きたんだよ

っ……

そんなの信じられる訳が…

信じなくても良いが

このまま戻ったら必ずやばい事をされるぞ

監禁や洗脳

あの手紙に書いていた事もやりかねない

あんな事男同士で出来るわけない…

出来る

そんな根拠…

だから今回の事はあの2人が起こした

それでS○Xは出来ませんはないだろ

っ……

2人がそんな事…

するわけが……

したんだよ

そんなに信じりないなら動画観るか?

けどさっき赤に壊されて……

あれは何時でも捨てられる用

んでこっちがプライベート用

俺はプライベート用のスマホを取り出した

本当にもう1つあった…

俺はスマホを黄に渡し

黄は中身を観た

動画の内容は

青が黄を殴って連れ出す所

そして赤が黄を拘束している所

……

一様言うが合成じゃねぇぞ

わかりました…

貴方の言っている事を信じます……

……

黄から生気が感じない

混乱と絶望を味わっているのだろう

毎日の精神的に追い詰められていたものが実は仲の良い友人がしていて

仲の良い友達は自分のせいで可笑しくなった

普通はショックで理解し難い内容なのだが

頭の回転速度の速い黄は理解している

だが無意識にそんな事実を認めたくなく

わかっているが認めたくない

だから今何を言っても黄には響かないか

あの…

ん?

名前…

あ〜俺は桃

ちょっと訳アリの大学生

馬鹿ではないぞ〜

そうですか…

では頭が良いんですか?

まぁ仕事上頭が悪いと出来ないしな

では桃さんに聞きます…

僕はどうしたら良いですか……?

黄はどうしたいの?

僕はあの2人が好きです…

だから傷付けたくない…

離れたくもないです…

ですが今どう行動をしたらいいか分からないです…

桃さんはどうしたらいいか分かりますか…?

教えない

え……

俺はあくまで他人だ

黄を助けようとは思うが

大事な人の今後だろ?

行動するのはお前だ

自分で考えろ

……

それにもうどうするかわかってんだろ

え…

お前は妙に頭の回転速度が速い

もう結果が出ている時間だ

たが今自信がないから答えを求めた

違うか?

……

はい…

では…

っ……

いないっ…

俺は走りながら2人を探す

最初に桃さんが出て来た場所に戻って来たが

2人の姿はなかった

っ……

ここにいるんじゃないんですかっ…?

えっしゃがむ?

僕がしゃがむと

誰かが後ろに立っているのがわかった

!?

僕はそのまま膝をついてしまった

なにしてるの

赤が現れた瞬間

空気が重くなる

視線が冷たい

怖い

怖いけど

あっ…赤っ……

なに?

っ……

赤は無言で僕を縛ろうとしたため

僕は手を振り払った

……

なんで抵抗するの

それはっ…

青ちゃん!

黄ちゃんいたよ!!

赤は後ろを向き大声で青ちゃんを呼ぶ

それから数秒後

本当だっ

息を切らしながら僕を見る青ちゃん

んで縛るの手伝って

いいよ

待って…!

ロープとガムテープを手に取った2人を止める

抵抗しないでよ

なんで抵抗するの

そんな事しなくても僕は2人が好きです…

だからそんな事やめてください…

嫌だよ

黄ちゃんの好きと俺らの好きは違う

だから洗脳する

別に痛い目見させるわけじゃない

なんなら幸せにしてあげる

ただ外に出さないだけだから

僕らの事しか考えられないようにするだけだからさ

だからそんな事しなくてもっ…

僕は胸ぐらを捕まれ

赤に無理やりキスをされた

あぇ…?

ほら泣いてる

嫌だったらって事だよね?

僕はキスをされて何故か泣いてしまった

違うっ…

嫌じゃっ…

嘘つき

嫌じゃないならなんで泣いてんのさ

だから嫌じゃないってっ…

だから嫌じゃなかったらなんで泣いてんの

なんであの時逃げたの

それはっ…

その…

ほらやっぱり言えない

だから僕らは黄ちゃんを監禁したいんだよ

僕の話を聞いてください!!

……

……

言いたい事ってなに

……

僕は赤と青にキスをした

へっ……?

へ……?

そんな事しなくてもっ

僕も2人が好きです

だから安心してください

僕のせいでおかしくならないでください…

本当に俺らが好き……?

はい

恋愛的な意味だよ?

楽しい事もエッチな事もしたいって事だよ?

僕だって男です…

それぐらいなら

出来ますっ…

さっきまでの恐怖はなく

段々恥ずかしくなってきて顔が暑い

恥ずかしさで2人から目を逸らす

目逸らさないで

目を逸らした瞬間顎を捕まれ

強制的に目を合わされる

……

今初めてこんなにはっきりと2人の顔を見たけど

2人って結構かっこよかったんだ…

こんな状況でなに考えてるんだろ…

けど本当に2人とも顔が良い

んむぅ…

( °꒫° )

( ꒪꒫꒪)

あれから一ヶ月後

てな事があったんよ

お前最初ただのストーカーだろ

確かに思考ストーカーだよね…

悪いか

いや悪いと思うやろ

ストーカーはダメだよ〜

てかその後どうなったん?

黄らの?

そそ

彼奴らは今も付き合ってんよ

けどまぁ一様連絡先は交換した

もちろん捨てられる用のだよね?

まぁプライベート用のにしようか悩んだけどな

それはアカンな

流石にそこまで鬼じゃねぇよw

てか彼奴らまだ少し病んでんだよな〜

少し世話をしてやったがな

桃君が世話をしたなら安心出来るね

確かにな〜

んじゃ俺そろそろ仕事

せっかくだし手伝うぞ〜?

俺も今週ないから行く〜

おk

んじゃあ頑張りますか〜

❦ℯꫛᎴ❧

信じ過ぎない

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コメント

2

ユーザー

最高です😭👏✨

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