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ちゅーいです
夢主の名前アリ顔アリ
夢主異能力アリ
フョードルが育て親
若干愛され気味
夢主の性格終わってる
夢主に人権がほとんどありません
夢主の自我強め
夢主が病んでる
キャラ達が若干ヤンデレ混じってる
DV的な表現アリ
フョードルが鬼畜です
キャラ崩壊が酷い
今回出てくる人物
・国木田くん ・太宰さん ・夢主 ・フョードル
大丈夫な人はこのまま続けて呼んでください
あの人との出会いはまさに運命だった
あの日は、確か僕の気分がとても落ちていた気がする。気分が落ちていた理由は覚えてないけど とにかくしんどくてしんどくて、色んな所をフラフラと歩いていた。
しば
少し身を乗り出す。 「この川で溺れ死ねたらいいのに。」 そんな事を考えながら川を見つめていると、男性がその川にゆっくり入っていくのが見えた気がしてもう少し身を乗り出すと、その男性と目が合ってしまった。
しば
びっくりして思わず声が漏れた。 男性は僕に優しく笑いかけた、その笑顔は浮世離れしたような綺麗な笑顔だった。 バクバクと心臓が跳ねて、顔が熱くなるのを感じて僕目を逸らしてその場にしゃがみ込む。
びっくりした びっくりした びっくりした びっくりした びっくりした びっくりした。こんなの顔が熱くなるのは初めてで脳が追いつかない。 そんな事をしばらく考えて思考をぐるぐる巡らせていると急に頭上から声が降ってくる
太宰 治
さっきの人だ
しば
何やらすごく恥ずかしくて声が裏返る。 よく見るとその男性のコートからは水が滴っていた
しば
太宰 治
しば
太宰 治
しば
さも同然だろという顔をされる。
入水、自殺方法の一つだということは知っているけど…まさかこんな川でする人が居るとは
太宰 治
しば
太宰 治
不思議そうにも優しく僕に手を差し伸べる。 その手を取りながら答える
しば
太宰 治
しば
彼は首を傾げる
しば
なるほど、と言った顔をして1度離した手をまた差し伸べる
太宰 治
しば
彼の発言に固まってしまう
しば
太宰 治
危ないかも、誘拐犯かもでもこの男の魅力がそんな思考を妨げてどうでも良くさせる
しば
僕は彼の手を取った
太宰 治
しばらく歩くと見慣れた場所に出る
しば
太宰 治
しば
太宰 治
僕はコクコクと頷く
太宰 治
繋がれていた手が離されると同時に誰かの大声が聞こえた
国木田 独歩
太宰 治
しば
彼。太宰と呼ばれた彼はその男に手を振る
国木田 独歩
国木田 独歩
私に気づくとくにきだくん(??)は私に向かってお辞儀をした
国木田 独歩
国木田 独歩
太宰 治
太宰 治
太宰 治
私に向かって微笑む
しば
国木田 独歩
しば
僕は逃げるように家路に着いてそのまま走って帰る
太宰 治
国木田 独歩
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい
すっかり遅くなった
門限なんてとっくに過ぎてる
ヤバ過ぎる
急がないと
走らないと
走り過ぎて気持ち悪い
でも急がないと
死ぬ
死ぬ
死ぬ
殺される
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
僕は肯定するように必死に首を縦に振る
フョードル・ドストエフスキー
フョードル様は僕の頭を優しく撫でてくれる。その顔を見たくて僕は顔を上げる
しば
ベシッ!!
彼の手が僕の頬を強くぶつ
しば
フョードル・ドストエフスキー
彼は優しく微笑むだけで何も答えてくれない
怖くて怖くて涙がこぼれそうになる
しば
ついにダムが崩壊したように涙がポロポロとこぼれ始める
しば
声を漏らさないように歯を食いしばる
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル様は大きな手で僕の涙を拭う
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
僕は靴を脱いでる家に上がる
フョードル・ドストエフスキー
コクリと首を縦に振る
しば
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
言われた通りに洗面所に行って手を洗う
しば
涙でぐちゃぐちゃだし左頬は赤くなっていた
ぶたれたのは自業自得だ。 門限を守らなかった僕が悪い。 この後を思うと憂鬱だ
説教が始まる。怒られる。怖い。怖い。でも我慢しないと捨てられてしまう。
モヤモヤする気持ちを押し殺して1回深く深く呼吸する
しば
自分にゆっくり言い聞かせる
しば
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
カタリと音を立ててご飯が入った犬用の皿が床に置かれる
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
僕は頑張って記憶から絞り出す
そういえばした気がする。 前回、僕が門限を破ってしまった時に
『次門限守らなかった時はどうするか、決めておこうか』そう言われた。
その時にした約束は確か…『次門限を破ったらしばらくは人権剥脱の犬扱い……』
しば
思い出したのと同時に声が部屋に響いた
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル様は優しく頭を撫でてくれる
しば
フョードル・ドストエフスキー
優しく乗せられてた手が頭を押して下を向かせる。
しば
下を向いたままゆっくりとしゃがんで四つん這いになる
フョードル様も一緒にしゃがんで相変わらず僕の頭を軽く下に押している
フョードル・ドストエフスキー
嬉しそうなフョードル様の声が上から降ってくる。 抵抗しても嫌な目に遭うだけだ、諦めて四つん這いのまま手を使わず食べ始めてしばらくすると、フョードル様は満足したのか手をゆっくり離す、
フョードル・ドストエフスキー
またもや犬の用の水飲みに入れられた飲水(?)が出てくる
フョードル・ドストエフスキー
そう言われると彼の機嫌を損ないようにペロペロと舌で水をすくいながら飲む
しばらくしてご飯を全て食べ終わる。
しば
フョードル・ドストエフスキー
彼は2つのお皿を下げた後、僕の方に歩いてくる
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
しば
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー