奇病
それは何人たりとも
逃れることのできないモノ
この病を患えば
一生は波乱のものになるだろう。
紅崎 愛菜
はーいおはよ〜
紫 千絵
ん、おはよ
波紀 結花
おはよ〜愛菜〜
紅崎 愛菜
眠いぃ〜
紅崎 愛菜 彼女は殺人病を患う。 好きな人間が一度血を流せば 周りの人間をひとり残らず 消してしまう。
紫 千絵
ちゃんと授業受けるんだよ?
紫 千絵 彼女は血漿変蝶病を患う。 怪我をして出血すれば 彼女の血は蝶になる。 その蝶はなにか奇妙な美しさがある。
波紀 結花
寝たら許さないよ〜?
波紀 結花 彼女は星涙病を患う。 涙を流すその形は小さな小さな星。 涙を流し続ければ記憶も 世界の色も一緒に 流れてしまう。
紅崎 愛菜
まだまだ殺し足りないや
紅崎 愛菜
もっと湧いて出てくればいいのに。
紫 千絵
仕方ないよ、敵も敵で手一杯なんだから
波紀 結花
帰ろ〜
彼女等は魔法少女でもある。
それぞれの特性を活かし
それぞれの弱点を補い合う
最高の仲だった
はずだった






