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朝
私は支度を済ませ縁側に出た
霊夢
境内の木陰に座っている魔理沙がいた
膝の上には1冊の古びた本 魔理沙の横には古びた本が何冊か
すべてページの端は擦り切れ、何度も読まれた跡があった
その本を魔理沙が真剣な表情で読み進めていた
魔理沙
遊んでる訳でもない ぼーっとしている訳でもない
誰かに言われた訳でもなく、ただ黙々と読んでいた
私は魔理沙の隣まで歩いた
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
そう言って大事そうに本を抱える
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
私は本を覗き込んだ
びっしりと並んだ読めない文字 見たこともない魔法陣 複雑な図形
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙は笑っていた 心から楽しそうな顔
魔理沙
霊夢
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
霊夢
魔理沙
魔理沙
霊夢
私は黙って魔理沙を見つけた
「だから無理だ」って言うのかと思った
でも、魔理沙は違った "無理だから諦める"ではなく "無理だからこそ努力する"
そんな目をしていた
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙が少し羨ましかった
私は巫女だから修行する
それが当たり前だった
でも、魔理沙は違う 誰かに言われた訳でもなく 誰かのためでもなく
自分の夢のために努力してる
そんな人を私は初めて見た
霊夢
霊夢
魔理沙
魔理沙
朝食を終えてまた魔理沙は境内に居た
どうやらさっき読んでいた魔導書を見ながら魔法陣を書いているらしい
霊夢
魔理沙
魔理沙
対称的で綺麗な魔法陣が出来上がった
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
魔理沙
小さな魔法陣が光り始めた
風が舞う 地面の落ち葉が浮かび上がる 魔理沙の目が輝く
魔理沙
魔理沙
ドォン!!!
霊夢
煙が境内を包み込んだ
煙が晴れた後そこには
顔を真っ黒にした魔理沙が立っていた
魔理沙
髪はボサボサ 服は煤だらけ。
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
私は立ち上がり爆発した場所まで歩いた
そこには小さな穴が空いていた
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙は自分の顔を触る
手が真っ黒になっていた
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
夕方
魔理沙は1人で穴を埋めていた
木を運び 土を入れ 石を並べる
汗だくになりながら黙々と作業を続けている
その様子を私は縁側でお茶をすすりながら見ていた
霊夢
霊夢
霊夢
でもあいつは違う
壊したら直す 失敗したらやり直す
当たり前みたいに
数分して
穴は綺麗に埋められていた
魔理沙
魔理沙
霊夢
見た目は歪だったが魔理沙なりに頑張ったことが伝わる
魔理沙
魔理沙
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
努力するってことはまた壊す可能性があるってことじゃない。
その夜
夕飯を食べ終えたあと 霊夢は一人神社の裏手へ向かった
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
そう言い残し、霊夢は夜の森へ消えていく
魔理沙
……毎日?
昼間だけじゃないのか
神社の掃除 炊事 洗濯 買い物
それだけでも大変なのに、
その後も修行
魔理沙
…気になる
ちょっとだけ
本当にちょっとだけ見てみよう
見つからなけりゃ良いだけだ
森の中
霊夢は月明かりの下を静かに歩いていた
私は木の陰に隠れながら後を追う
魔理沙
魔理沙
しばらく歩くと開けた場所に来た
そこには小さな祠が建っていた
霊夢は祠の前で静かに立ち止まる
霊夢
ゆっくり目を閉じて、両手を合わせる
風が止む
辺りの空気が変わった
魔理沙
魔理沙
霊夢
霊夢はゆっくりと札を出す
月明かりに照らされた札が、淡く光る
次の瞬間
ヒュン!
?
札が一直線に飛ぶ
木の陰から飛び出した小さな妖怪を正確に貫いた
妖怪はそのまま逃げていった
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢は表情ひとつ変えず、周囲を見渡していた
その目は鋭く、隙がない
昼間の面倒臭そうな顔をしている霊夢ではなかった
その時
ガサッ
霊夢
魔理沙
私は木の影から顔を出す
魔理沙
霊夢は額に手を当て、ため息をついた
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢は祠の前に座る
私もその隣に腰を下ろした
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
霊夢
霊夢
霊夢
私はその言葉の重さに魔理沙は何も返せない
魔理沙
霊夢は頷く
霊夢
魔理沙
霊夢
霊夢
霊夢
霊夢
魔理沙
霊夢
魔理沙
神社の帰り道
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
霊夢
魔理沙
魔理沙
霊夢は少しだけ目を逸らした
霊夢
魔理沙
魔理沙
魔理沙
月明かりの下
二人の影は、来た時より少しだけ近く並んでいた
#カンヒュ
甘辛緑
132
みりん
1,344
コメント
5件
えーー!最高です!続きが楽しみ!
やばい、、神!!
ああ〜もう最高すぎた!!😭💕 魔理沙が「無理だからこそ努力する」って言うシーン、胸にグッときたよ…。霊夢の「怖いから辞めるなんて選べない」って台詞もカッコよすぎて震えたし、最後の「霊夢のこと知りたい」って魔理沙の言葉で二人の距離が縮まる感じ、尊すぎて叫びそうになった!!✨ このエピソード、静かな温かさが詰まっててすごく好きです🌸