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お盛ん

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お盛ん

2 - 第2話 ???「お、お盛ん…ですね」

♥

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2024年07月30日

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今日も今日とて桜は登校していた

昨日の蘇枋の件が まだ頭から離れないまま…

楡井

あっ
おはようございます!

楡井

桜さん!

うおっ

現れたのは楡井

いつも通り元気そうだ

楡井

…?

楡井

桜さん

楡井

今日はなんだか

楡井

元気がありませんね

楡井

どうかしましたか?

…っ

桜は蘇枋とのことを思い出す

(誰かにできる
 話じゃねぇよな…)

…なんでもねーよ

ねみーだけだ

楡井

あっ眠いんですか?

楡井

珍しいですね

(……コイツ…)

桜はさすがは楡井だと思う

誰がどういう人間か よく理解している

それは楡井のいいところである

楡井

あれ?
今日は蘇枋さんが
いませんね

すっ

桜は思わず反応してしまう

楡井

…ど
どうかしたんですか?

っは?

なんでもねぇよ!!

桜は思わず強く言ってしまった

楡井

すっ、すみません…

……っ

(アイツのせいで
 上手くいかねぇ…)

と、思っていると

がらら

音を立てて入ってきたのは 蘇枋だった

桜と目が合う

っ…!!

桜はすぐに目をそらした

楡井

…?

蘇枋

やあやあ!

蘇枋

おはよう、ふたりとも

楡井

蘇枋さん

楡井

おはようございます

楡井

今日は珍しく
遅かったですね

楡井が言う

蘇枋

あー

蘇枋

そうだね

蘇枋は ちらり と、桜を横目で見た

たまたま見ていた桜とまたもや目が合う

蘇枋

実は―

っだあっ!!

くそっ!!

蘇枋が何かを言おうとしたとき 桜はなぜかイライラしながら立った

そして蘇枋を連行する

す、おう

ちょっと来い…!

蘇枋

…わかった

蘇枋

にれ君

蘇枋

少し失礼するね

そう言ってふたりは出ていった

楡井

…?

蘇枋と桜は廊下に出ていた

蘇枋

どうしたの?

蘇枋

桜君

蘇枋はいつも通り

何を考えているか まるでわからない

……チッ

き、昨日のこと…

蘇枋

…昨日?

蘇枋

ああ
セックスのこと?

ばっ!!?

声がデケェんだよ!

蘇枋

あはは

蘇枋

いやぁ

蘇枋

嬉しくてね

そう言って蘇枋は 自分の耳元に触れた

しゃらん

静かな廊下に 蘇枋と桜には聞こえるほど音を鳴らす

それが妙に恥ずかしいと桜は感じた

…あにが…

うれしん…だよ……

おそらく蘇枋にしか 聞こえないくらいの小さな声

蘇枋

(ふふっ)

蘇枋

そうだなあ

蘇枋

昨日のことを考えて
思い出して

蘇枋

寝れなくなってる桜が

蘇枋

たまらなく
愛おしいんだよ

いっ……!?

(コイツ……!)

桜はもう無理だと思ったのか 蘇枋をおいて教室に戻った

蘇枋

……

桜が教室に戻る

楡井

あ、おかえりなさい

楡井

桜さん

…おう

楡井

蘇枋さんと
何を話してたんですか?

桜は平常心を保てなかった

無理もない

“あの”桜なのだから

…なんも…

楡井

…梶さんのことですか?

楡井

昨日の組手

楡井

すごかったですね

(昨日…)

桜は今、何を聞いても 蘇枋に結びつく現象が起こっていた

がらら

蘇枋が入ってきた

蘇枋

あ、にれ君

蘇枋

ちょっといいかな

蘇枋

先輩に副級長が
集まるようにって

楡井

え?

楡井

副級長だけですか?

蘇枋

そうそう

蘇枋

はやく

蘇枋

待たせちゃってるよ

楡井

あ、っと、はい

楡井は半信半疑で出ていった

……?

放課後になり 誰もいなくなった教室に 楡井と桜だけがいた

…話ってなんだ

楡井

あ、そ、その……

いつもよりおかしい

というのは、桜でもわかった

果たして何が―

楡井

すっ

楡井

すみません!!

楡井

桜さん!!!

ドンッ!!

桜はまたもや押されて倒れた

っい

ってぇなぁ!!

んだ―

楡井

じっとしてください…

桜は身動きを止めた

楡井

オレ…桜さんが

楡井

好きです……

理解するのに数秒

例えで言うなら、目上の人に お前これから死ねよ と言われたぐらいの衝撃だろう

すっ……!?

桜の恋愛センサーが発動

お、お前も
何いってんだよ!

楡井

あ、安心してください

楡井

怖がることは
ないんです……

楡井

ちゃんと桜さんの
イイところ

楡井

探すので……

(おいおい…)

もちろん

また拘束され 脱がされるのである

……っ

にれ、い

はなせ

ヌチッ

ふたりだけの空間に 桜の嫌う音が響き渡る

楡井

嫌です…

楡井

もうこの気持ちを
嘘にはしません

こっ

あ゙っ!?

楡井

あ、やっぱり

楡井

ここですね…

トッ

トッ

お゙い゙っ……!

お前ッ

誰にっ
聞、いたんだよ…っ!

楡井

…誰だって
いいじゃないですか…

楡井

こっちからしたら

楡井

……なんで

楡井

蘇枋さんと…!

ゴッ

〜ッ゙!!!?

クッ

あ゙っ…!

楡井

気持ちいでしょ…?

楡井

オレだから
できるんですよ

楡井

桜さんって
胸とか感じるんですか?

はぁ゙っ?

んなわけっ…!!

すっ

すっ

……っ?

くすぐったい

それが最初の感想

だが目の前でやられるものだから 変に意識してしまうのも事実である

…おい

楡井…離せ

も、やめろっ…!

楡井

やですよ…!!!

楡井

なんで
オレじゃないんすか!

っはぁ?

知るか、んなもん

つか、オレは誰にでも…

そこでふと一つの可能性に至る

(さっきコイツ…
 なんて言ってた?)

こっちからしたら…なんで…蘇枋さんと…

(蘇枋…?)

(まさかアイツ…!)

副級長は呼ばれている

その時点で怪しむべきだった

楡井

ちょっと、今はオレに
集中してくださいよ

…っ

んなこと言ったって…

くすぐってぇよ…っ

楡井

はは…

楡井

それって感じてるって
ことですよね…?

楡井

…こっちもほぐれてるじゃ
ないですか

トッ

…ぐっ……!!

楡井

………

楡井

もう…いれますね

ちょっ…!!!

マジで待てって!

落ち着けよ!

楡井

オレは落ち着いてます

楡井

桜さんのほうが
落ち着いたらどうですか

…っ

ぬぷぷ

桜に拒否権はない

あ゙…ぅっ!

楡井

ほら、はいりましたよ

楡井

わかりますか?…桜さん

…っだまれ!

動くな!

楡井

気持ちいいんでしょ?

楡井

…素直じゃないですよね

ずっ

ずっ

楡井が動く

それは楡井らしく、的確だった

っふ

ゔ、んっ

楡井

あ、桜さん

楡井

ぎゅってしてきますよ

うる、さい!

楡井

興奮してますか?

楡井

すっごい締め付け…

っ、だまれ!

実況、す、るなっ!

蘇枋より、ある意味たちが悪い

楡井は常に実況してくる

楡井

ほら、桜さん

楡井

今どんな顔してると
思いますか?

楡井

すっごいいやらしいです…

楡井

乱れてて、汗だらけで…

楡井

着崩れもしてて

楡井

誘ってるような
ものじゃないですか…

〜っ!!

くそっ、おい!

ん゙っ、くっ

ふ、ぅっ…!

楡井

桜さん、オレっ…

楡井

もう、イきそうです…!

楡井

〜っ!

あ゙っ!?

おまっ、勝手に…!!

っ゙!!

ふたりは同時にイった

急に現れすみません

どうもセカイです

いつぶりでしょう

これも十二分に 二度とみたくない作品です

とても恥ずかしい

なにより何を書いているか わからないです

今回は急いで書いたので 少し変な部分があるかと思います

申し訳ないです

蘇枋バージョンを書いて楡井バージョン

楡井の偏見は すごく辱めを受けそう、でした

楡井自体に悪意はないが 相手にとっては地獄のよう… みたいな

さて、次は誰でしょうね

意外な人かもしれません

コメント等誠にありがとうございます

今日久々に書こうと思ったら 閲覧の数字が100を越えていました

声が出るほどビックリです

今後とも、どうぞよろしくお願いします

次回 ???「………お盛んだな……」

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