…忘れるな、レイン・パラノイア
複数の声が聞こえるが、 それ重なっている
お前は私を受け入れたんだ、自ら。
今更嫌だなんて言わないだろう。
レイン・パラノイア
…ああ…誰が言っているの?
私はお前と一体化したのだ。
…
ねえ… 本当に…レインを…
うん。こうでもしないといけないの…
レイン…
分かってる。私だって分かってる。 …
さよなら…レイン
レイン・パラノイア
今の声…サニア、トラディション、トレイター…デストロイヤー…
レイン・パラノイア
…
お前はいずれこうなる未来
足掻いても無理だ
レイン・パラノイア
…
背中が痛む。 すぐ治る。それは
体が人じゃなくはる。
重い背中。 背中についた長いもの。
レイン・パラノイア
痛い…
お前は、もう人間じゃ無い
私達の一体となる。
レイン・パラノイア
…
レイン・パラノイア
お前は…!!
そろそろ…
レイン・パラノイア
…
日光が当たった場所が焼けるように痛む。
しかしそれは私達が当たった部分だけ。 レイン・パラノイア自身が当たってもすぐに回復する。
レイン・パラノイア
…はぁ…はぁ…
背中の重いものを地面に引きずる。
レイン・パラノイア
ああ…
そこに居たはずの犬を刺す。
倒れる。
唸りながら。
自分の意思に反して傷つける。
…こんな事もうしたく無いのに…!!
レイン・パラノイア
ああ…ああ…!!
レイン・パラノイア
いや…!!
…お前が過去にしてきた事だ。
別に今更どうって事ないだろう。
別に今更どうって事ないだろう。
レイン・パラノイア
嫌だ…!!!!!
ははは
次はお前らと居た奴を殺す番だ。
レイン・パラノイア
なんで…なんでお前はこんな事…!!
…
さっさと動け。
レイン・パラノイア
…!
自分の意思とは関係なくNo_clipする。
レイン・パラノイア
…ここ…
ああ、ただの過去だ。
それは過去に起こった事にすぎない。
早く仕事を終わらせてしまおう。