アリス
チャーリー
そう、あれから2週間程経つが、何も起こっていないのだ
ヴァギー
アリス
その時、床に小さな魔法陣が現れ、イリアが出てきた
イリア
アリス
イリア
アリス
イリア
アリス
イリアから呪具であるネックレスを受け取り、付けようとするが、
アラスター
アリス
アラスターはいつの間にか私の後ろに立っていた
アリス
そう言い、私はネックレスをアラスターに渡す
アラスター
アラスターは私の首にネックレスを掛け、首に小さくキスを落とした
アリス
アラスター
アラスター
左腕は漆黒に染まったままだが、原型は戻っていた
イリア
アリス
イリア
アリス
イリア
そう言い、イリアは魔法陣の中に入り、消えてしまった
アラスター
アリス
アラスター
アラスター
アリス
アラスターは私の頭にキスを落とし、そのまま影で消えてしまった
これが、アラスターとの最後の会話だった
数時間後
アリス
チャーリー
今の時刻は9時だ。もう終了時間から2時間も経っている
ヴァギー
アリス
そうチャーリー達に伝え、私は放送室に早足で行く
チャーリー
ヴァギー
アリス
放送室の扉をノックし、そう呼びかける
だが、放送室からは何も聞こえなかった
アリス
私は意を決して扉を開けると
アリス
血飛沫がそこらじゅうに飛び散り、床や壁はズタズタに引き裂かれ、荒れ果てた放送室がそこにはあった
アリス
その時、部屋にあった録音機から声が聞こえた
ジュン
ジュン
ジュン
ジュン
アラスター
ジュン
ジュン
そう言い、録音は終わってしまった
アリス
イリア
アリス
イリア
アリス
イリア
イリア
アリス
そう言い、イリアと分かれた
私がロビーに行くと、イリアとチャーリー、ヴァギーが玄関先で待っていた
チャーリー
ヴァギー
アリス
私は2人にそう言うと、ホテルを後にした
アリス
イリア
アリス
ヴォクスとの一件を思い出しながら、アラスターの身を案じていた
イリア
アリス
お得意のジョークを敵に披露しているのかな、
そう思うと自然に笑いが込み上げてきた
イリア
アリス
私はイリアにそう微笑む
イリア
イリア
アリス
着いた先には、立派な屋敷が建っていた
イリア
アリス
私は意を決して門を潜った
アリス
イリア
アリス
私は杖を構えながらゆっくりと進む
その時、
ピーンポーンパーンポーン
アリス
イリア
ジュン
ジュン
アリス
ジュン
アリス
ジュン
放送が終わると、沢山の人喰い達が現れた
アリス
イリア
イリアは人喰い達に炎を喰らわせ、羽ばたいた
イリア
アリス
その後、なんとかエレベーターに辿り着いた
アリス
イリア
アリス
イリア
アリス
私は端っこに座り、瞼を閉じた
生前アラスター
生前アリス
生前アラスター
生前アリス
あぁ、懐かしいな、
この時確か、私が風邪を引いて、アラスターが林檎を剥いてくれたんだっけ、
生前アラスター
生前アリス
この時、嬉しかったなぁ、
アリ、、アリス、!
アリス
イリア
アリス
イリア
アリス
アラスター、帰ったら、私の話を聞いてくれますか?
コメント
1件
最高!!