世界の色が分からない私達の奇跡の色

その後なんて考えてない

殺せんせーが居なくなって

みんなが、泣いて

悔しんで

憎んで

でも、私だけは

明るいクラスの色が

だんだん見えなくなって行った

今は、なんとも思わない

ただ

クラスのみんなは私を心配した

その後

私は、みんなを避けていった

卒業式当日多くの記者が押しかけてきた

でも、そんなのどうでもいい

だけど、多くの人から

「可哀想」

「あんな奴の所にいて」

その言葉だけは許せなかった

私達の殺せんせーをばかにして

何も知らないくせに

絶対に許せない言葉だった

ﾄﾞﾝｯ

ﾋｿﾋｿ

ﾋｿﾋｿ

あの子だって

先輩に喧嘩売ったの

えええ？

あんな、可愛い子が？

恐ろしい

近寄りにくいな

ｺﾝｺﾝｯ

花音の新しいクラスでは、みんなと仲良くなれるのか？ 10♡ コメント フォロー よろしくお願いします！