15歳になったある日のことだった
この頃の俺は全てがどうでもよくなっていた
考えたり、逃げようとすることさえもどうでもよくなっていた
だけどある日
桜遙
桜遙
部屋の鍵が空いていた
でも逃げようとは思わなかった
桜遙
そうおもったからだ
だけど兄ちゃんは数日が経っても帰って来なかった
桜遙
どうしてだろう
どうでもいいと思っていたのに
桜遙
逃げ出したいと思った
桜遙
桜遙
そうして俺は部屋を飛び出した
何年ぶりの外だろうか
とても清々しく感じる
でも
桜遙
問題は山ほどあった
コメント
4件
続き楽しみにしています
鍵が空いててもまた躾されるの嫌だもんね、 でも抜け出せて良かった! 続き楽しみ!!